春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

迷走年賀はがき

2006-01-20 21:03:00 | こんなことに腹立つ

元旦に届くはずの年賀はがきが「あて所に尋ねあたりません」で戻ってきた。
?(°_ 。)?(。_ °)?ん!!何かなと思って調べて見たら、年賀状ソフトの住所録データーが古いままになっており、確認せずに出してしまった。
今まで宛て名だけでも直筆と思っていたが、年々増える枚数の多さに、ついつい不精し、機械の便利さに依存してしまったが、思わぬ落とし穴であった。
その時に既に切手の効力は失っているのであるが、何もインフオメーションがないため、住所を修正し、折り返し出したら、今度は「再差し出しのため、切手を貼り付けよ」と厳しい指導書の張り紙付きで、戻ってきた。
まあ、こちらの住所表記ミスがトラブルの要因で弁解の余地はないが、それにしても、最初の返送時にもう無効になったよと、一言表記されていれば、こんなやり取りもなく、諦めたが、月半ば迄、迷走させ、この張り紙付きで戻ったはがきが、何とも痛ましかった。
たかが年始の挨拶状にと思うが、腹立たしさと、情けなさが、後を引く年賀状でもあったが、皮肉にも50円の切手が当たっているのも何か因縁めいたはがきでもあった。


網笠の向こう見えるのものは

2006-01-15 00:19:00 | 野次馬見物

車の安全祈願は順番待ちも無く、スムースに御祓いが出来た。
参拝客は景気に左右されるようであり、景気の悪い時こそ、神・仏頼みで、混みあうのが通例のようで、祈願での待機待ちが短かかった今年は多少景気が良いのかも知れない。
そんな安全祈願のお正月元旦、朝の七時台であったか、素足に草鞋を履き白い脚半を巻き、法衣を纏い網笠を被るといういでたちでのご住職が高幡不動駅前でご覧の姿で立っていた。
その法衣と編笠の出で立ちは大変目立つ。
深めに被り覆い隠された網笠越しに表情を伺うと、かなり人生経験積まれた方のようにも見える。
未だ、客足は少ないが、時間の経過と共に参拝客が増えて来ると、駅に繋がるこの道は物凄い雑踏になり、恐らくご住職の周辺も人ごみの渦になる。
これも一つの修行なのであろうか、御不動さんをお参りした不特定多数の人に対して托鉢を行うが、その変わった出で立ち姿に珍しさで、まじまじと見ていく者、全く無関心な者など、ご住職の前を通りすぎていくだけである。
ご不動さんでお参りすれば、もう用済みとばかりで御布施をする人は余り見かけられないのは殺伐とした世相の反映なのであろうか。
しかし、そんな中にあって、心頭滅却の心境なのであろうか、殆ど身動きせずに姿勢よく立ち、平然とお経をあげ、勇気ある姿に、何か心響く。

昨年辺りから、続いた 乳幼児など弱者に牙を向けた犯罪。人の目を欺く、建物の偽装設計。
年配者相手に騙す成り済まし詐欺。あの手、この手で大量にばら蒔かれるスパムメール等々。
油断も隙もない世相である。
個人的には新しい家族も迎えたり、孫の成長振りにとても嬉しいことでもあったが、落とし穴もあり総てが順風満帆ではなかった。
険しく、厳しくざらついた世界に、一々抗することなく、世俗から一歩距離を置き、平然とするご住職の姿に、まさしく何か超越するもの感じる。
法衣を纏い網笠の向こうに何が見えるのか、伺って見たい。

女性専用車

2006-01-12 09:53:00 | こんな鉄道もあるぞ~

「ありゃ此処は俺様の定席と思っていたら、とんでもない所に乗ってしまった」
都心に出かけ、アルコールも入り多少の酔いと久しぶりに出た人ごみに疲れもあり、始発の東京駅から、ゆったり座って帰ろうと、並んで待っていた。
もとより、電車待ちの行列に、目の前の順番待ちの行列するお客の背中しか見えないが、車両の到着に併せて、降車するお客さんが、出るや否や、一目散で席の陣取り合戦が始まる。
「やれやれ、席も取れ、これから1時間の長旅、じっくり座っていけるぞ」と思い、ホットし、正面を見ると、なんと女性専用車のピンクの張り紙がパタパタ貼り付けてあるではないか
「やばい、とんでもない車両に乗りあわせてしまった」とキョロキョロすると廻りを意図せず、堂々と乗る同姓も居るではないか
その姿に勇気を得て「えい、ままよ!このまま居すわってやるぞ」と目の前の紋所と周囲の目を気にしながらを居直って、居すわってしまった。
声を掛けられたら、どうしよう、その時に、とぼけて気づかなかったと、言い訳すればとも思っていた。
時間の経過と共に車内が空いてきた、席をたって、改めてこのピンクの看板を近寄って見ると、小さな文字で「・・・平日/より新宿駅で7:30~9:30に発車する東京行きの電車で、女性専用となる」旨の但し書きが読めた。
畜生、看板に偽りあり、大きな女性専用の看板に騙されたのだ
小心者を驚かす紛らわしい看板に、腹立たしさとそれを早呑み込みした己が情けないやら、ともかく犯罪者の嫌疑が解け、ホットした。
田舎もんの身分に乗り物ルールさえ変わってしまった現実の姿に戸惑い、都心が益々遠くなった。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/