春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

保谷こもれびホールでミュージカルの公演。

2018-08-26 16:28:00 | イベント

保谷こもれびホールでミュージカルの公演。
東久留米こどもミュージカルの団員の一人の孫娘(小4)が晴れ舞台を飾る。
20数名の出演者、主役の高校生から下は小3までの女子集団である。

幼少時の人見知りであった、控えめの印象がどうしても被ってしまうが、
大きいお姉さんに混じって、ステージに立つ姿が、別人のように輝いて
見える。
元々歌が好きのようで、カラオケなどで、最近のヒットソングを唄い
まくり終わった直後に出る、高得点にのりのりである。
そんな素地はあるものの、厳しい訓練があり、ただ好きだけでのいい
加減な気持ちでは当然、付いて行けず自然と堕ちてしまう。
大半が年長者の中、この集団の中、自立の芽生え、からか、今のところ
挫折もせず、チームワークなど学びながら、付いていってるようである。

大きなステージのこもれびホールで、大量な観衆を前に果たして、
どんな姿で演じられるか身内の一人 として、ワクワク、ドキドキ
しながら会場に向かった。

余り、馴染みのない保谷。都心と郊外を結ぶ鉄道網であるが、
多摩地域と西東京と直接繋がらず、不便で、小刻みに3回の乗り
継ぎで漸く辿り着く。


保谷の丸いドーム状に天涯の窓がガラス張りのアカデミックな
建物がこもれびホールである。


ホールに一歩足を踏み入れると、高い天井の吹き抜け、その巨大
な空間に数本の柱と回廊のようなユッタリとした階段で2階に繋
がっているエントランスに迎えられる。

文化・芸術の催し物に触れ合える雰囲気に、自然と吸い込まれる
感覚である。

自由席のためホールには大勢のスタッフに誘導され、開門前に
行列で、暫く待つ。
開門され、メインホールに、観客席は緩やかな勾配がついており、
背もたれに座っている限り前の席に視界が隠れることはなく、
ステージを観ることが出来、観る側を配慮した席造りであった。


こんな立派なステージに、果たしてどんな姿で表れ、演じら
れるのであろうか、バックライトの影絵で、ステージの背後の
壁に、巨大な蔭になって映し出され、コーラスが流れ、印象的
な幕開けとなった。
<さて、その物語は>
一人ぼっち我が儘、交遊もなく、追い込み荒れる少女がピエロ人形
との出会いから、生まれ変わってゆく『ピエロ人形の詩』の感動物語。
幻想の世界に消え去るピエロを少女が追う、泣きさけぶ迫真の演技は
思わず吸い込まれてしまい、自然と涙腺も緩んでくる。
「すごいなあ~」と思いつつ、主役を演じる高校生の役者としての素地
もあろうが、そこまで仕立て上げるスタッフの総力が、見事にこの物語
を造り上げている。

何処に付けているのか判らない高性能のピンマイクで漏らさずセリフが
拾われ、ダイナミックに伝わってくる。そんな装備から、CASTは広い
ステージに留まらず、観客席まで自由に駆け回り、スポットライトを浴
びながらダイナミックに飛び込んでくる。

当日の公演は13:00と17:00の2回で、それぞれの役割を変えての登場であった。
肝心の姫の出番はアンサンブルで「妖精」と「くも」役で登場した。
2回目のステージではサッカー少年の役であったが、残念ながら観ることが
出来なかった。
舞台の脇からステージへ、アンサンブルで登場、仲間と一糸乱れぬ優雅な
「妖精」姿で踊り、唄いミュージカルの大事な一幕を飾っていた。
出幕は判っていたが、チームでの登場は同じユニホームに、厚化粧
であった為、当人の識別は時間がかかった。
当人とのステージ上の繋がりが生まれ、一挙主一投足に、集中する姿は
逞しくも、頼もしく、何時も接する姿とは遥か彼方の別人のようであった。

2時間弱の公演にその熱気・興奮が覚めやらぬままのざわめきの中、
メインホールから吐き出される。

外には役回りの集団単位で並び、唯一観客と向き合い面会出来る時である。


「あっ!!いたいた」くもの仲間に、この糞暑い最中、真っ黒のコートを
頭からすっぽり被り、激しい踊りの余韻に汗びっしょりのようであった。
背中には大きなくもの足を背負い、くもに変身していた。、



会場には出演者の顔写真と来客に対する感謝のメーセージが書いてあった。
2度目の公演に役回りも、徐々に重く、晴れ舞台のデビューを前に
本人の率直に身構え、立ち向かってゆく意志も書いている。

集団の中に群れながら、当人の楽しんでいる様子と心ゆきに、安心して
育っているなあ~と、見納めたっぷりと、晴れ姿のお土産を貰い
「こもれびホール」を後にする。

究極の自動化「回転寿司」

2018-08-18 16:15:00 | 家族の絆
夏休みに大事な孫姫さまをお迎えして、さ~てどうするか
「回転寿司でも行くか~?」と声をかけると
「いくいく、」間をおかず、返って来る言葉に、淀みはなかった。
どんどん逞しく育っていく過程で、一緒に何かすることが
難しくなった。

世代を越えて、繋がるものの一つが回転寿司であった。
贅沢を許せない耐乏生活で育ってきた我々世代には寿司は高値
の花、贅沢品であった。
それが、鮮度の高い材料とも併せ、高度な技を背景に職人の手に負う
所からどうしても、高値は当たり前であった。
そんな、職人プロが回転寿司では目の前から完全に姿が見えなくなって
しまった。
ループ状のレールを通じて、載せられた食材が、テーブル
に用意された端末を操作し、 注文すれば、それほど待た
ずに手許にやってくる。
レールを通じてテーブル・カウンターと目に見えない裏方
が意のまま動いてくれる
その裏方が客の意を受け、判断し、にぎり、皿に載せ、
客席までの搬送を機械がやってのけ、徹底的なコストダウン
が叶えられたのであろう。
こうして、我々が手の届く 廉価な寿司が実現するのであろ
うか・・・。

<早速、寿司屋へ向かう>
連日の猛暑の中、外は容赦なく照りつけるお天道様に少しでも
涼気をと鬱蒼とした 樹木のトンネルの公園の急階段を登っていく。
温度が高く成りすぎると蚊の活動も止まると言われるが、此処では
美味しい獲物に容赦なく、襲撃された。
急階段の通り道は整備され、こんなに広い空間をもっているが、
両脇はご覧の通り、笹藪の中、蚊の温床地帯であった。


トンネルを出て、広い通りに出る。激しく行き交う車両の向こう側が、
目的のお店である。
『は』の屋号の看板は遠目にも、その存在を確かめられる。
看板の姿が目の前に見え、ホットさせられる。



日陰無く焼けつくコンクリートに容赦なく、照りつけ、猛烈に暑い。
店に入り、ガンガン効いた冷房にほっと一息付ける。
入り口には胸に端末を下げた、ロボット君が待ち受け、出迎えてくれる。

真ん前の長椅子には次から次ぎへと来店する客を前に、空席を
検出し、次々と案内する。端末を操作すると端末から発券が出てきて
その券を持って、指定の席に向かう。その間、人を介さず、ロボット
と向き合い、一対一である
ロボットの背後にカウンターがあり、食事が終わった客が列をなし
精算を済ます。
1名のロボットと2名の係員のチームで広い店内の多数の来客
の出入り、精算を見事に裁いている。


「さ~て、何にするかな~」

眼の前のタッチパネルでそれぞれ、寿司も握り、巻物、飲み物、
レザートなど種別単位で階層化され欲しいものが注文出来る。
スマホで既に日常、使いこなしている孫姫さまも、タッチ操作
も鮮やかに、欲しいものを次々に選び、注文していく。


注文後、間もなくタッチパネルから、運ばれる注文品の画像と
音声が間もなくやってくる旨の案内が強制的に流され、画像と
比較しながら、注文品を受け取ることが出来る。
取り損ねがないように、タッチパネルで他の操作中でも、強制的
にこの音と画像のメッセージが優先され、心憎いまでも、注文品
が送り届けられている。


こうして次々に注文、皿の枚数は積み上げられる。
思いつくままに注文し、タッチパネルで注文品の搬送済み、準備中
の状況がリアルに表示される。

一通りのものを腹に修め 最後は『閉め』はどうするかな?
『閉め』の言葉に、驚き、完全に我が世の世界であった。
マヨーネーズが添えられたお好み焼き、シュートケーキまで、
ペロリと凄い食欲の前に逞しく収め、ご満足の様子であった。

程々に食べ、係員を呼び出し、皿の種別、枚数で精算し
伝票が打ち出される。
眼の前の皿に載せられたの寿司や注文品の裁き、この究極の自動化、
省力化が正に客の回転をも含めて、見事に廻っている。


異常な暑さ

2018-08-05 21:12:00 | 多摩の四季
去年は8月9日午前中で36℃越えで、我慢比べも限界でクーラを入れた。
今年は7月14日既に40℃越えでクーラを入れ、昨年対比で4週間ほど早い
酷暑の襲来である。
7月から暑さが蓄積され、如何に今年が暑いか、よく判る。
猛烈な暑さは台風で多少のお湿りがあったが、その冷気も何処へやら
連日の猛暑は何処まで続くか、もううんざりである。

普段、活躍の機会の少ない、散水機であるが、ひっぱりだして見たが、
本体の樹脂が経年劣化でひび割れし、劣化している。
ホースを吸水口に繋ぎ、吸水口を開栓すると、散水機本体から、思い
切り水が吹き出し、暴れ回り既に散水機能は失っている。

この暑さにいても立ってもいられない、焼け石に水かも知れないが
早速代替品を購入した。

水道栓にホースを差し込む。
水道栓を開き蛇がくねくねと動き出し、水が勢い良く、ホースを通じて
流れ込む様子が、ホースから伝わってくる。
従来であると、この辺で水が漏れ出すが、全然、そんな兆候もなく、
やっぱり、新品の違いを感じさせられる。

散水機のアクアガンのレバーを挟むと勢い良く、シャワー が出る。
この細かい霧状のシャワーから自然と冷気が伝わり、見ていても
気分が良い。


庭の草花が熱気で干上がり、からから、精気を失い、うなだれて
いるものもあり、水気を欲しがっている。

次々に散水すると、霧で濡れた草花が、生き返ったように元気を
取り戻し輝いて見える。




やつあたりではないが、ガンの矛先は草木に留まらず、
籠もっている、熱を少しでも飛ばしたい。
コンクリートの壁が、熱気で熱くなり、触るとかなり温度が
高くなっていることが判る。
ガンを壁に当てると、湯気が立つように感じるが、壁が
冷やされ周辺の空気も涼気が漂う。
水で濡れた壁もたちまち乾いてしまう。

大地が計り知れなく、熱くなってしまった。
各地で観測依頼の高温記録が報じられる中、防ぎようも無く
ささやかな抵抗に、気分だけでも水撒きにかきたてられる。

日中、温まった空気が滞留し、夜間も30℃をキープ、寝苦しい
日々が何時まで続くやら。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/