◇ピンク色の粒
あの寒さは何処に、日を追う毎に一気に温かくなってきた。
パソコンのXからセブン(7)の切り換えに没頭するあまり、周りを
見る余裕も失ってしまった。
気にしていた庭のブドウ棚は2月の大雪につぶれてしまい、ブドウ
近接して開いた様子を捕らえて見た。
の枝も、それなりに影響を与えているはずである。
枝には芽が吹き出し、小さなピンク色の粒が突き出し
あっと言う間に開いてしまった。
ピンクと緑のグラデションが美しい。
葉の表面のうぶげのような繊維層が被い、肉眼では捕らえにくい世界が
カメラを通して見ることが出来た。
この葉っぱの中心部分の一角の核が未だ見えないが、そのうちに顔を出す。
この核の部分がブドウの粒に成長していく。
日に日に変わっていく姿を確かめられる、今が一番楽しい時期である。
◇花穂
温かさとともに、1カ月も経たないうちに、ブドウの芽が開き、花穂がついた。
折からの雨に雨露が光、輝いている。
この花穂がこの後、落ちて生き、残ったのが、ブドウの粒になる。
さて、どの程度残るのか、花穂が育っていく過程で、全体の量から判断される。
栄養の供給と甘受する花穂とのバランスで決まってくるようである。
こうして、選別されたエリートだけが残り、それ以外は散っていく、苛烈な競争の世界なのである。
逞しく日に日に変わっていく植物の世界。
みずみずしい、葉っぱであったが、所々に穴が開きだした 。
虫が、この時とばかりに、食いに来ている。
ブドウの成育とともに天敵との戦いも、始まる。
あの寒さは何処に、日を追う毎に一気に温かくなってきた。
パソコンのXからセブン(7)の切り換えに没頭するあまり、周りを
見る余裕も失ってしまった。
気にしていた庭のブドウ棚は2月の大雪につぶれてしまい、ブドウ
近接して開いた様子を捕らえて見た。
の枝も、それなりに影響を与えているはずである。
枝には芽が吹き出し、小さなピンク色の粒が突き出し
あっと言う間に開いてしまった。
ピンクと緑のグラデションが美しい。
葉の表面のうぶげのような繊維層が被い、肉眼では捕らえにくい世界が
カメラを通して見ることが出来た。
この葉っぱの中心部分の一角の核が未だ見えないが、そのうちに顔を出す。
この核の部分がブドウの粒に成長していく。
日に日に変わっていく姿を確かめられる、今が一番楽しい時期である。
◇花穂
温かさとともに、1カ月も経たないうちに、ブドウの芽が開き、花穂がついた。
折からの雨に雨露が光、輝いている。
この花穂がこの後、落ちて生き、残ったのが、ブドウの粒になる。
さて、どの程度残るのか、花穂が育っていく過程で、全体の量から判断される。
栄養の供給と甘受する花穂とのバランスで決まってくるようである。
こうして、選別されたエリートだけが残り、それ以外は散っていく、苛烈な競争の世界なのである。
逞しく日に日に変わっていく植物の世界。
みずみずしい、葉っぱであったが、所々に穴が開きだした 。
虫が、この時とばかりに、食いに来ている。
ブドウの成育とともに天敵との戦いも、始まる。