春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

モンスターの屋根破壊

2013-02-19 20:32:00 | 天災襲う

「あそこもバリッ!!、ここもバリッ!!、」
2階の屋根に0.07屯のモンスターが徘徊し、破壊の限りを尽くしてしまった。

しかも、瓦の継年劣化も進んでいるようで白く斑文が浮き出て、素材がむき出しに、全面に広がっている。
これがペンキ屋の格好の鴨になり、瓦の葺替えを、勧められた。
出された見積もりに、腰抜かし「え!!そんな金はないよ」
瓦代はそんなものと思ったが、瓦の廃棄物処分だけでン十万もかかり、足場を含め、併せて、気の遠く成る数値にとっても今の身分では、程遠い金額であった。




しかし、このままでは家の中で雨傘と雨だれバケツの世界にと驚かされ、コーテイングと塗装で補修することにした。
大々的な足場とカバーが掛けられ、暫くはテント生活が始まった。
大爆音のコンプレッサーが駆動され、けたたましい音が、静かな住宅地を襲い、高圧洗浄が始まった。


地下足袋にヘルメット、忍者の様な身のこなしで、モンスターに痛み付けられた瓦の補修塗装が始まる。

皮肉なことにテント生活が始まって、今まで続いていた天候が、日を挟んで、雨、雪が降り出した。

文明が進んでも塗装はお天道様が命、塗装の渇きは天候次第、天候が悪ければ作業は休みとなる。

そんな悪天候を挟みながら、忍者さんの奮闘でなんとか工事は終わった。
テント小屋の暗い生活、部屋中に漂った塗装の匂いから、徐々に解放された。
天幕は外され、こんなボロ屋でも屋根と木部など、塗装された部分は塗り固められ、一見して、テケテカに輝いている。
暫くは家の中で雨傘の心配はなくなったようだ。

銀座でお上りさん

2013-02-02 17:41:00 | 舞台・ライブ

かりんこ親子の銀座ヤマハホール演奏の晴舞台に身内の一人としてささやかな応援に出かけた。
銀座と言っても、縁が薄く、会社の一組織のOB会が、ライオンで行われるので、その折に行くくらいの離れた存在であった。
その晴舞台の姿や、華やかな銀座の街のスポットに何か出会いがあればと何時もの様にポケットにデジカメを忍ばせた。
手のひらサイズに大きさ、重さも負担にならず、気軽に携帯出来、視角に入った情景を画像で捉えメモリーカードに自由に収容出来る。
電子技術の発展は完全にカメラの世界を変えてしまい、フイルムカメラを駆逐してしまった。
有楽町で駅から、人波の群れに混じって服部時計店を目印に銀座方面へ向かう。


丁度、昼時に歩行者天国が開かれ、何時も行き交う車が一斉に姿を消し、広々とした自由空間が生れた。普段歩けない車道から闊歩して、右に左にキョロキョロと視角に入る風景を確かめながら、ゆったりと歩く。


長っ細いガラス張り6~7階建ての建物はユニクロであった。
2階から上の階にはガラス越しに、彩り鮮やかなマネキンがずらりと勢ぞろいしている。
そこまでは何処でも見る姿であるが、その向きが少しずつ変っていることに気づいた。
改めて確かめると、各階のマネキンが一斉に廻っているのであった。
その数、何体であるかは、未だしもこの大量のマネキンが一斉に動く姿に、驚き、一瞬にして眼差しが向けられる、心理を上手く使って、嫌でもユニクロの存在感が伝わってくる。

静から動へ、流石、銀座とおのぼりさんは珍し物に取りつかれ、ユニクロ前で暫く、立ち止まってしまった。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/