
地上アナログ波の停波は既に3年を切ってしまったが、暦巡りが早い時節がら3年なんて瞬く間にやってくる。現行のアナログTVは28インチで、故障も無く、何ら不自由なく使っており、まあ時期がくれば、デジタル化を考えればとも思っていた。
たかがデジタル如きの切り換えに、騒がず現行のアナログにデジタルチューナーでも繋げれば、出費も抑えられ身分相応である。そんな感覚に冷やかし半分で電気屋に赴いた。
揉み手、すり手の店子に良い鴨到来とばかり「お客さん、何時潰れるアナログTVにすがり、もし壊れれば、デジタルチューナーは無駄、デジタルTVが絶対お勧めだよ~」の声に、当初考えていたデジタルチューナーはぐらぐら揺るぎ初めた。
一緒に行ったTV命の山の神も店子の声に完全に洗脳され、最早デジタルTV導入に火を付けてしまった。最早戻る事許されず、40数㎏もある重いアナログTVを二人で車に載せ、再び電気屋に行き、まんまと店子の熟中にはまり衝動買いをしてしまった。
世に言う、大型のスクリーンにハイビジョン画像にしばらくは感動した。
写真はその大河ドラマ「篤姫」の一シーンである。
しかし、既存のDVDプレイヤーはアナログ式で、TVとの接続に折角のデジタル化した機能が半減され、2種のリモコンを操作するなど、複雑になってしまった。
しかたなく、DVDプレイヤーもデジタル化にせざるを得なくなり、またまたプレイヤーまで購入するは目になってしまった。
分厚いマニュアルに首っ引きで、録画、デジタル通信などテレビとパソコンが合体する世界に戸惑いながら、新たな世界に夢中させてしまった。
世に言う「地デジ」は果たしてどんなものか、以下で整理した。
我が家もデジタル化の波に