春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

大長今のテーマ曲

2007-12-28 18:08:00 | 韓国旅行

孫娘と一緒にカラオケに
ジイジも一つ唄えとお鉢が廻ってきたが、幾ら身内で占拠されたカラオケルーム内といえども、かっての美声は何処かえ置いてきてしまい、とても唄うなどとはとても出来ない。
それでも執拗に狭まれ、此処は一丁やらねば男がすたると、ビールを煽り、多少の酔いで勢いをつけ、声を出してみることにした。(それほど気構えることもないが)
去年はchejuへ今年はseoulへ、大長今(チャングム)ばかりではないが、多少韓国大河の風におされて、隣国へ行ってしまった。
chejuの民族村でアズモニ(おばさん)が大きな土瓶を叩いて、唄った大長今のテーマ曲「オナラ」の響き、メロデーが忘れられない。
唄ったことがない、でもこれも挑戦と・・・選曲する。
因みに「オナラ」は来てくださいとでも言うことばで屁に非ず
<字幕>
オナラ オナラ アジュオナ♪♪・・・♪
カナラ カナラ アジュガナ
ナナニ タリョド モンノナニ♪
ハングルの世界でも、古い言葉で難しいと言われているが
以下のような意味だそうだ
来てください 来てくださいと言えば 本当に来てくださるのでしょうか
行ってください 行ってくださいと言えば 本当に行ってしまわれるのでしょうか
果てしなく待てど ふれることもできず

聞き慣れない言葉に孫娘の、変なの歌っているなあと凝視する目
アズモニ迄いかなかったが、何とか・・・帳尻を合わせた
写真は水原で、チャングムとミンジョンホの前で戯れる幼稚園生、今年も大長今のしみが未だ取れず残されている。

韓国大統領選

2007-12-20 00:52:00 | 韓国旅行

燐国、韓国が大統領選挙で野党ハンナラ党の李明博氏が圧倒的な勝利であった。それにしても激しい民族、対立候補が選挙間近になって、プロレスまがいの肉弾戦は相変わらず凄いなあと思ってしまう。
李明博氏は株価操作の共犯と疑惑をもたれているが、悪評高い現政権から早く変わりたいと言う支持を背景に圧勝であったようだ。
36歳で現代建設の社長、そしてseoul市長と経済面で高い評価を得ているようである。
折しも今年は観光でseoulへ行ったが、あの清溪川(チョンゲジョン)の奇跡をやってのけたのがこの人である。
都市化の象徴である、高速道路を取り外してしまい、その高架橋の配下にあった清流を取り戻してしまった。
交通の足廻りは不便になったが、人に優しい自然空間が生れ、市民の憩いの場となる大胆な取組からなんと「清溪川」を蘇してしまった。
その清溪川を案内して貰って、かっては高速道路が走った高架路をダイナミックに外してしまい、その後には漢江と地下水から水引き入れ、再び漢江に戻し、街のど真ん中に清流を流している姿に感動させられた。かっては日本に追いつけ、追い越せであったが、この清溪川の奇跡には日本人も多数の人が見に行き、メデイアに紹介されている。
そんな発想、馬力が格差拡大に悩む韓国世界に何か、やってくれるという期待感が後押しされているのだろうと思える。
あのライトアップされた見事な夜景を楽しみながら、川沿いを歩いた半年前のことが、未だに鮮明に焼きついている。
因みにその清溪川は此処で紹介している。

清溪川(チョンゲジョン)の奇跡を見る

甲州街道を行く、市内案内

2007-12-15 14:56:00 | 観光案内

市内を誇る物は豊かな緑と清流がある。
その一つである清流は市内を張り巡り、豊かな土壌とも併せ、米作りを支え、徳川の天領地として、貴重な遺産として残されている。
一部はコンクリートで暗渠化されているものもあるが、こうしたオープン化された水路はあちこちで見受けられる。
天気も良く、比較的温かった冬の午後、地元に生まれ、育ったY先生に市内の旧甲州街道を案内して貰った。流石地元ッ子、書籍化されずに、埋もれた史蹟が沢山あり、その話に耳をそばだて集中しながら、先生の後を追っかけた。
この用水は「精進場」と言われ、多摩川の渡しの日野側の旧甲州街道沿いにある。
「精進」とは神仏参詣に先立って水を浴び心身を清める禊(みそぎ)のことである。
また講を組んで富士山を参詣する「富士講」の人々が此処で心身を清め、日野台の富士塚から富士山を拝んだと言われている。・・・現場の案内板から
一方では甲州街道を江戸から西下し、此処多摩川の渡しで越えて辿り着いた中には江戸から連行された囚人もおり、此処で精進する。
この旧甲州街道を更に西に向かうと、浅川が待ち構え、大和田の渡しがあり、その近くに有名な処刑場があった。
その処刑前に此処で精進するという、まさに娑婆の別れを行うまえに此処で身ぎれいにすることも行われたようである。
歩いて1時間程の道のりに大和田橋があり、最後の道となる。

2分の診断に2時間待ち

2007-12-07 12:08:00 | もう、あぶないぞ~

大きな窓ガラスに飾られたクリスマスツリーにもう今年も、そろそろ終わりかけていることを告げている市立病院のロビーである。
外は木枯らしが吹き、思わず身を固めてしまうほど骨身にくるが、此処は別天地で異常な程暑。巷間伝わる地球環境維持に省エネは当たり前と思ったが、場所柄での風邪ひき対策か、「そんなの関係ない」といわんばかりの温もり天国である。
病と共生、今日は小水と血液の検査とその結果待ちで、14時半の往診予約である。


しかし、一人の担当医が何百人の患者を往診するので、個別の往診時間が積み重なり、後に行くほど待ち時間が長くなる。各担当医窓口前に待ち合い場所があるが、患者さんの群れの中で長時間居すわるのは窮屈で耐えられず、ロビーで待っている。
広々とした空間にソフアーの中で温もり天国、中には四肢を延ばし仰向けになって長時間堂々と寝ている者もいるが、誰も咎めようとしない。

此処では予約時間が1時間でも2時間が遅れることは当たり前の世界で、せわしい世の中に此処では完全に時計が止まっている世界である。
休み明けの翌日であったのか、受け付けに患者が殺到し大混雑。8時半に総合受け付けしたものの、医者の回診は既に11時近かった。

医者2人に何百人の患者が軽重の差があれ、裁く患者の量も膨大でひたすら待つしかなかった。暗い待合でじっと順番待ちに耐えてるが、目の前のじいさま、同じ年頃の世代を捕まえ、大声で話している。「もうろくしている、年は80ン歳」「もう生き恥をさらしたくない」そんな話がもろに飛び込み、こっちも鬱の気分になってしまう。

待たされることに観念し、普段読めない本が此処ではじっくり向き合うことが出来ると、会得の悟りの境地と思えば余り腹も立たない。
その間、進度具合を確かめ、担当医窓口前に何回か往復し、ようやくの往診時間は16時30分であった。分厚いカルテと先程の検査結果とも併せ、「まあ、数値は比較的安定している」とコメントを貰い、その間1~2分。窓口で清算処理し、外に出た時は既に真っ暗であった。

病院の帰路大銀杏も、ご覧のように道一杯に落葉で覆われ、黄金色にライトアップした絨毯が鮮やかに輝いていた。





吠えた星野

2007-12-05 20:34:00 | スポーツ観戦

「肘に当たった」「いや当たらない」画像から流れるシーンは明らかに誤審である。
一度、ジャッジした判定は絶対覆さない。
WBC(ワールドクラシックベースボール)でもあの米国審判ボップさんの怪しい判定も記憶に生々しいが、再び、起きてしまった。
しかし、その結果に新井の怒りの火が付いてしまい、デットボール以上のクリーンヒットを生んでしまい、結果オーライであった。
事実上、日、韓、台の三カ国の決戦であったが、色々なドラマを作った肉弾戦はようやく、収束し、お土産を貰い、めでたい結果にジャパンの凱旋帰国になった。
それにしても、いろんなドラマがあった。
戦う前に相手のメンバーを見て、メンバー表を試合直前に変えてしまう、紳士協定を破って試合に臨んだ韓国に、戦う星野監督もTVアナウサーも狼狽してしまうぐらいに、ありとあらゆる奇策まで使う相手に、メラメラと感情まで火を付けてしまったのではなかろうか・・・。
日韓戦で日本の応援に廻った台湾。純粋なスポーツなのに日本を挟んでの三カ国の国民感情がもろに浮き出されたようなオリンピック予選でもあったようだ。
スタンドを沸か太鼓やラッパ、拡声器まで使っての騒然たる、賑やかな応援団は東アジア特別の文化なのであろうか、何処も同じであった。
そんな中で、JAPANの応援は「富士は日本一の山」とか「さくら、さくら」「村祭り」など普段聞けない国威発揚の応援歌が、トランペットで響きわたっていた。
これがナショナリズムを鼓舞するのか、寄せ集めの集団だけに、苦労しているなあ~と、変な所に感心させられた。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/