会社OBの近隣者、謂わば"町内会"が集まって元気さを確かめあった。
写真のサングラス姿はその筋の方の集会に見えるが、加工写真で、ごく真面目なおじさん達である。
さてこうした集まりに、現金収入がなくなり、淋しい懐具合に安く賄え、静かな場所があればと思っていたが、厳しい社況を反映してか、気軽に利用できたクラブが無くなってしまった。
仕事をやり終えて、肩の荷を降ろし、返りに一杯と言う慣習はなくなってしまい、そそくさと家路に付いてしまうのであろうか、ともかく飲んべえのたまり場が無くなってしまったのは淋しい限りである。
そんな様変わりした周辺で、同業の電機メーカS社が近くにあり、とうに閉鎖してしまった当社の施設を尻目にクラブとして今なお、営々と継続しており、地域社会との繋がりで、社員以外の我々でも、利用できるのである。
工場の敷地から離れ、閑静な住宅地の一角にあり、気兼ねなく出入り出来、元より街の飲み屋より、安く利用できるのである。
「へえ~こんな所に、立派なクラブが・・・」「当たり前よ~何せ、これが一流企業さ」
このクラブの存在は知っていたが、現役時代は多少の競い合いに、とても此処に来るとも思えなかったが、今や何の抵抗感なく利用できるのも、時代の変化なのであろうか、つくづくと考えさせられてしまう。
年不相応に皆、良く食べ、飲めるのは元気の証。
逸品の焼酎をと勧められ、飲み口のよさについついストレートで飲んだら、久方ぶりに飲むアルコール量に体が見事に反応し、酔っぱらってしまった。
酒量も落ちた、これも年のせいかと思われるが、楽しい一時であった。