春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

甲子園のドラマに酔った

2006-08-28 21:00:00 | スポーツ観戦

写真は今や話題の"王貞治記念グランド"である。その軌跡を辿ってみよう。
あれよあれよと言う間に早実が頂点を登り詰めたが、その足どりは決して順風満帆ではなかった。地方大会の西東京大会での初戦は都立昭和高校と3:2の僅差で辛勝している。
判官贔屓ではないが一都立高が名門校に伍して戦い、苦しめた事実とその相手が全国制覇をなし遂げスポットを浴びる早実であったことは破れたとはいえ、誇るべき事ではなかろうか。
準決勝では日大鶴高と5:4の僅差、決勝では日大三高11回の延長戦で5:4で西東京の代表をもぎ取っての出場であった。
甲子園では全国区の群雄割拠の代表校を破り、最後は駒大苫小牧校と延長引き分け再試合の末、その栄冠を勝ち取った。
その戦い振りは球史に残る名勝負に高校野球の純真さと爽やかさに感動を与えてくれた。
同じスポーツでありながら、亀親子とその取り巻きで演じられたボクシングのダーテイーさが、話題になり、挙げ句の果てに、その判定にまで疑惑が向けられ、不快感さえ生れた。
そんな背景の中で苫小牧、早実の戦いは力と力とのぶつかり合い、終わってみれば、苦しみに耐えた斉藤投手の涙と田中投手の総て出し終わった笑みが好対照にドラマの最後を飾り、スポーツの清新さと若者達のひたむきさから感動さえ生れた。
折しも、そん事件があっただけに、同じスポーツとして比較するのは飛躍しているかも知れないが亀の存在が皮肉にも引き立て役になってしまったとも思える。
ひたむきさと品性の中で、地方大会から一人で投げぬいたニューヒーロの誕生に一挙主が注目され、汗を拭うしぐさに、ハンケチ王子なんて言葉も生れるなど話題の多い大会であった。
そんな天下を極め、彼らの汗を染み込んだ練習グランドが多摩丘陵を挟んだ隣接の八王子市南大沢にある。
写真の通り、周囲は住宅地から外れた小山内裏公園に隣接する高台の一角で、外部からも隔離された場所だけに背後の鬱蒼とする自然の中、野球に没頭できる環境である。
両翼93m センター120m 黒土と砂の混合土 夜間照明付その名も"王貞治記念グラウンド"とされ、彼らにとっても偉大な大先輩王貞治がなし得なかった、優勝の歴史を刻んだ。
そんな優勝の余韻をじっくり確かめながらも、既に次の練習が始まっている。
汗と涙の感動を生んだ甲子園の土もきっと、このグランドの土と混ざり、新たなヒーローの誕生を生むのであろうか、その土にまみれた若者達が輝いていた。

チャングムに惹かれ

2006-08-18 11:11:00 | 舞台・ライブ
◇チャングムに魅せられる
ニュース、スポーツ以外に余り、見る事も少なくなったTV番組にあって、今貼り付いているのが、国営放送の毎土曜23:10からの韓国大河ドラマ「チャングム」である。
その魅力の原点はその主役であるチャングムを演じるイ・ヨンエに惹かれる所が大きい。

清楚なイメージを背景に、「韓国の吉永小百合」と言われる位にかってのサユリストフアンにときめいた、オジサン、オバサン達を含め広い層に共感を得るのではなかろうか。
外見に加え、誰に対しても優しく振舞う性格ゆえに、韓国では「お嫁さんにしたい女優NO1」と言われる位に、役柄を越えて彼女の魅力が伝わってくる。
古今東西、国と国では今や竹島問題や 靖国参拝めぐりを端緒に冷めきっており、角を立てあっている一方では、こうした文化が深く流れ、浸透しているのも現実の姿である。
そんな背景の中、庶民レベルでは国を越えて、素敵な女優さんの一人であることは間違いない。

◇宮廷料理人から宮廷医女へのストーリ
ストーリは李氏朝鮮王朝における、長今(チャングム)の宮廷料理人から著名な宮廷医女に成長する物語である。
官邸の中の厳しい縦社会にあって、その王朝とそれを支える取り巻き連中の激しい権力抗争の中でチャングムもその抗争に巻き込まれていく。
チャングムをねたみ、陥れる一団から、次から次へと生れる陰謀に翻弄されつつも、立ち向かっていく、ヒロインたるチャングムの姿が見事に引き出されてていく。
陰謀に図られチエジュへの島流し、料理人から宮廷医女へ再出発として、医女教育の中で才気を発揮し、医女として蘇り再び官邸に戻る、サクセスストーリであったり。
そんな中で当時の日本海を根城に荒し回った日本からの水軍の一団の来襲劇など、波瀾に満ちた事件が物語を繋いでゆく。
痛ましく討たれても討たれても、「悲しんではだめ、泣いてもだめ、簡単に諦めてもいけません」との母の教えを忠実に守り、フェニクッスのように克服していく姿が何とも、惹かれていく。
◇チエジュウ旅行まで追っかけ
たまたま今年の4月、ロケの一部となったチエジュウ旅行へ行った。
その時の民族村の姿や民族村で案内のオバサンが歌った「うなら う~ならあ~ あじゅおな~」「かなら かなら~あちゅがあな~」♪♪・・♪
哀愁に満ちた旋律と歌詞が心に響き、思い起こされる。
韓国chejuの旅


◇生活の一部がチャングム
チエー族一派のネット攻撃かサーバーが落ちてしまい、昨夜来からお迷惑いたしました。m(__)m
毎度、韓国大河ドラマの広報になってしまったが、ご容赦下さい。
日々変化のない毎日に、チャングムの誓いががこのところ、日めくりカレンダー役を演じているが、その早さに、追われているようである。
先週見たストーリが昨日見た感覚で生々しく記憶の中に鮮明に残っており、1週間がショートカットされ、もう次への繋ぎが切れ目なくやってくる様で、正に月日の経つのが目まぐるしく早い。
この平々凡々たる毎日がこの終末のドラマで、日々の時を刻んで居る様である。
つい最近のことであったか、ある世界レベルのスポーツ番組の中継で、急遽チャングムが潰されてしまったのは自分に取っては生活のリズムをも踏みつぶされる様で、残念でしかたなかった。
その入れ込み具合、深い関わり振りが、物語の進行に抜き差しならない状態に嵌まってしまっているのである。
物語は全54話であるが、既に40話を越え、いよいよ、終末前の佳境に入っている。
そのあらましは既に前回、ここでアップしたが、王朝を支える縦割り世界の激しい権力抗争で、うごめいている姿は、現実でも身近にあるようなテーマで抵抗なく中に入って行ける。
自分達の地位保全の為、チエ女官長を柱にチエ・グミョンらチエー族一派は物語の中ではチャングムを陥れる、ドラマの中でその憎く々々しげな態度、表情などダーテイな悪役振りに磨きがかかっている。

◇医女として輝くドラマ
そんな抗争の中でチャングムは医女として、実力が評価され、縦割り世界の中で難関な王の主治医役を極めることになる。

所で遠い、遠い15、6世紀の時代(日本では室町時代)に、物語とは言いながら、こうした医女の教育制度の仕組みを持ち、王朝始め市民の中に医学として既に活躍する姿を見ると、文化水準の高さを見る様な感じがする。
当時の日本はどうであったんだろう?
一方、現実の医学の姿を見ると、近代医学は高度な検査機械の発展を背景に益々、病理の早期発見が可能になった。
しかし、一方では、人間の体もパーツ化され、お医者さんも専門化され、その医術は磨かれたが、そのパーツを埋め合わせ全体を見てくれるお医者さんが果たして何処にと言う事が判らなくなってきた。レントゲンやCT検査の放射線被爆も問題視されている。
こんな時、近くにチャングムのような、明晰な掛かりつけ医者が傍に居てくれれば、大局的に診断してくれれば最高だなんて思ったりしてしまう。
先日、人間ドックで診断の合間、看護婦に冗談にそんな話をしたが、笑ってしまい「・・・・・」であった。

三才誕生日

2006-08-11 07:12:00 | 家族の絆

「あわや東海から関東へ上陸か」たっぷりと水エネルギー持った7号台風も、最悪のコースは回避され、東海から関東の沿岸沿いをコースに房総沖を抜けていった。
東京での台風直撃は避けたものの、雷雲を伴い、人命を失う落雷事故を起こすなどの爪痕を残し、バケツをひっくり返すような激しい降雨の洗礼を浴びた。
こんな台風を迎え撃つ日が、期せづして、孫娘の誕生日である。
「嵐を呼ぶ男ならず女」この子の奇縁は運命的なものを背負っている。この世に生を授かり、誕生した日も台風10号を迎え撃っての産声を挙げており、台風の中横浜の病院に向かったことが鮮明に記憶されている。この記念すべき誕生日も台風の洗礼、偶然にしては余りにも出来過ぎた物語である。
そんな嵐の中、長野の信越線に「三才(さんさい)」駅があり、その名にあやかって、子供の健やかな成長を祈願して、わざわざ横浜から出かけた。
その記念日は平日にも関わらず、遠路から遥か長野え、出かけた思い入れ、エネルギは相当なものである。
長野市の北の外れ、りんご畑に囲まれた、のどかな小駅であるが、その名が口コミで知れ渡り、子を思う入れ込んだお父さん、お母さんに連れられた三才児が訪れる、静かなブームをよんでいるようである。
家族のその熱き気合に遠慮したのか、かの地のでの台風の影響はなく、三才駅での祈願は無事に果たせられたようである。
平日もあって、もとより訪れる人も少なく、殆どその小駅は孫娘家族に占拠された。
駅長さんの帽子を借りての記念撮影とも試みたが、ただでさえ帽子嫌いの孫娘に、その厳めしい帽子には、怖い存在で、ご縁がなかったようである。
あのひ弱な赤子が、もう三才になってしまった。見る度にその成長の度合いが、確かめられ、頼もしいかぎり、このままのびのびと健やかに育って欲しい。

ライオンとの出会い

2006-08-08 11:03:52 | イベント

人間どもがワシの姿を見て、何が楽しんだろう。ともかくこの糞熱い最中かったるいなあと「ぐわ~~」と大きなあくび、しごく平和であるが、ライオンに取って退屈極まりない1日のようである。
小動物を除いて身の丈チョット越える大きい動物は総て恐怖の対象となる孫娘が、何が知識の源泉か判らないがライオンバスに夢中である。
ならば、一度は付き合ってやろうかと、物珍しさも手伝って 多摩動物園のライオンバスに目指した。
日中30°を遥かに越える晴天に、地面から照り返す暑さは既に40°近くではなかろうか。
広い園内にあって、目指すはかなり広いスペースを取った掘割のライオン王国の獣舎へ向かう。
地上から地階へ、ライオンバスの発着場はトンネル上に続いた先にバス発着場に結ばれる。
バスは定員のお客を乗せて、ピストン輸送するが、来場客が多く、このトンネル待機する。
薄暗いトンネルではあるが、外の炎天下から来ると冷房がガンガンと効き、一時の暑さから開放され中は頗る気持ちは良い。待機待ちのお客にライオン達の写真や案内が掲載され、その掲示物に、期待感が募ってくる。
先発の一帯が降車し、順番待ちの列がようやく動き、やがてライオンバスに案内される。
四囲は完全透明の窓に覆われ、完璧に外部と遮断された檻に人間が乗せられ、バスガ愈、発車しけむったそうに、数頭づつ群れなすライオンの中に入っていく。
バスは決められたコースを走って行くが、そのコースを遮る様に何頭かは横たわっているがバスがそちらに向かっても立ち退きせず、あわやバスの下敷きになろうとする寸前に体を交わし、退避する。ここいら辺りはバスのベテラン運転手とライオン達の阿吽の呼吸で寸での災禍をかわす、学習機能が働いているのであろうか、ハラハラしながらも見事な運転さばきに感心したりする。
やがてコース脇に据えられた台の上に構えるライオンに急接近する。窓越しに手の届く距離に接近するライオンにバスの中では大騒ぎ、でもそんな人間の姿は見飽きたのか、全く無視するかのように、大口を開け、退屈する姿が自然のままであった。
ぐわ~と開けられる大口に超怒迫力、大人も子供も皆、その姿に興奮していた。
怖がり屋の孫娘も何とか超ワイドショーをクリアー、満足したように思いでを一つ造ったようである。

宇宙衛星写真

2006-08-01 11:58:00 | 野次馬見物

はて? 此処は何処でしょう
神宮外苑の衛星写真である。写真上部は国立競技場、その右側が聖徳記念絵画館
下部にフエンスの日陰が映る神宮第2球場、その左隣が日本青年館。囲まれた緑の樹木が外苑の様子を捉えている。
競技場周辺や、写真下部の道路に駐車中か走行中の車が認識され、実に解像度の高い、目を持ったカメラが画像を捉えていることが判る。
こんな画像がすでにネットの世界で流され、ただで見る事が可能であり、近代科学の最先端を行く技術に触れる事が容易に可能な時代なのである。
既にご承知の方も居られるが、未経験の方はこの機会に、御自宅始め馴染みの周辺がどの様に捉えられているか、早速見にいってみよう。
間違いなく嵌まってしまう画像である。
検索システムでお馴染みのGoogleの提供される情報から"マップ"を選択する。
最初に日本地図が出てくるが、画像のスクロールとズームアップでマップ上で見たい場所の画像を選択する。
そのマップ位置が決まれば画面を"マップ"から"サテライト"に切り換えると簡単に衛星から見た写真に切り替わり、宇宙空間から地上の様子を見る事が出来る。
いっぱしのミニ宇宙遊泳の気分で普段見られない、未知の世界へ探索出来る。
先に当サイトで取り上げた"日野バイパス建設の姿"の画像も此処から捉え、その建設様子がリアルに映っている。
画像は1年~2年単位での更新であり、リアルタイムではない。
極めて高い偵察機能をただで軍事目的に利用されては困るだろうと、素人考えも浮かんだりして、リアルタイムには出来ないと納得してしまう。
因みに画面をスクロールして、日本海を越え、近くて遠い燐国にフォーカスしてみたが、画面はマスキングされ、見る事は出来なかった。
「当然だよな~」と独り言を吐いたりした

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/