春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

英単語の御発声が、響きわたる

2013-04-27 06:53:00 | ライフワーク
情報化の渦が暮らしの中にしっかり入りこんできた。
街中で、電車内で、人の群れる所は携帯の小さな画面の世界に取りつかれ、わき目もふらず画面とにらめっこ激しく繰り出す親指操作は必ず見かける姿である。

某月某日、街中の歴史案内でも、一緒に案内した連中も、殆どがデジカメ、携帯でバシャバ、バシャバ撮りまくる。
中にはブックサイズのタブレッド端末を持ち歩き、今撮った画像が、大きな画面に映し出している。
パソコンも室内に留まらず、外歩きに携帯し、場所を選ばず操作出来る時代なのである。

一方ではキー操作や画面に背を向け、情報端末に全く無縁な輩も廻りには結構多い。
「今更、そんなものが扱わなくても生きていける」とガラパコスのような存在である。

そんな折、カリン姫がやってくる。
成長著しく、見る度に、体も知能も逞しく、一回り大きく見える。


見よう見まねで覚えたのか、パソコンも限定であるが、鮮やかにやって遂げる時代の寵児なのである。
パソコンを立ち上げてやり、「はい、どうぞ」とオペレーター交替する。
拙宅のパソコンを前に向き合い、IE画面からGoogleの検索で何時も使っているフリーのソフトを読み出す。
探しあてたフィールドを前に沢山の画像を紐付きで呼び出すが処理に時間がかかり、中々画面が出て来ない。
「じいじの家のパソコンは遅~い」なんて呟かれるのも、光化に使い慣れているのに、我が家では未だISDNを使っているからである。
ようやっと出てきた初期画面にIDとパスワードを打ち込み、目的の演習画面が出てくる。


ドリルで学習は、次々に出てくる画面を前に英単語を発音する。
画面を通して正解の答えが音声で伝えられる
自己採点であるが、一つ一つの問題をクリアをしていき、全部完成出来ればゲームが出来る。
その節々で出てくる画面と英語の発音で自然と英単語をゲーム感覚で覚えていく、仕組みなのである。

画面と向き合い、カリン姫の英単語の御発声が、響きわたる平和な一時である

バイパスも店の賑わい

2013-04-23 21:40:00 | ライフワーク
バイパスが生れ、車の流れが一気に増えた。
この車に、通り沿いにはお店が、雨後の竹の子のように次々と誕生する。
かっては何も無かったのが、食べ物屋が、この車の流れを見逃さない。
その一つが、この回転寿司、広い駐車スペースに車が埋まり、賑わいを見せ、混み合う時は中で順番待ちである。
1皿100円を維持するため、徹底的な省エネである。客席には個別にタッチパネルで、注文を受付注文品は運搬のメッセージが流され、コンベアを通じて届けられ、一切、人を介さない。
厨房は客室と隔離され、一切その姿は見えない。コンベアーを通じて只、運ばれて来るだけである。
さて、その厨房はロボットが大量の注文に応じて、握っているのであろか?
その内側が覗きたくなる。

殆どがタッチパネルの操作だけに、慣れるまでは戸惑い、カウンター越しの寿司職人に「トロ一丁」なんて、やりとりした昔気質の年寄りには恐らく難しいであろう。

平日の昼時であったが、子供連れの家族で一杯であるが、殆ど若い人が多かったのも、タッチパネルの世界からであろう。


カリン姫が休みで、折角来たが 雨の日、傘を差しながら回転寿司へ行く。


操作の呑み込みも早く、盛り沢山のメニュウを選びだし、ちゃんとさび抜き迄の注文。
注文品は台に載せられ、流れ品とは識別され、ピックアップ。

最後はレザートで仕上げも、ゲーム感覚で楽しみながら食べられる。
寿司なんて、年に何回かの贅沢品と思っていたが、徹底した省力化が手の届く所に近づいてきた。


過去の記憶からリセット出来ず

2013-04-16 15:10:00 | ライフワーク

家のフローリング工事を実施した。
大工の棟梁が工事を実施するために、部屋を解放しなければならない。
タンス、本棚、什器の大移動に家の中が忽ち、物置になってしまった。
そんな物を元に戻すならば、然程のこともないが、普段手が付けられない
不用品の廃棄、処分を分別する機会でもあった。
そのターゲットはやはり書籍類であった。積んどくだけで、今後、読む機会もないもの、フクロに入れられた書類、古い手帳などが抱え込まれ、棄てられないでいる。
過去に断ち切り、思い切り棄てれば良いのに、既に黄ばんだ紙に、時の経過を物語何となく目を通す。

その手帳の某年の行事とメモが、未だ青い時代の遠い記録が生々しく、目に映る 。
その1年はこんなことが書いてあった。
上級職のチャレンジに事業所の推薦から、準備を始め、国府津の研修所での厳しい試験、勤労からの結果通知まで、約半年に余る節目の出来事が、一喜一憂する大きな行事でもあった。準備にあがき、苦しんでいる、様子が蘇る。
これが終わって、組合から放免され、積み立てた闘争資金が返ってくる、余祿の恩恵もあった。果たして、飲んでしまったのか、何に使ったか、覚えていない。

5月の連休に今は亡き親父の企画で常磐へ家族旅行、息子、娘が両方とも熱を出し、ダウンしたことなど、虚弱であった一面も、垣間見える。 その二人が既にパパ、ママにそれぞれ子持ちの親になっている。

9月、上海宝山、天津、北京へゼミの講演で転々と移動。10月台湾台北へ商談打合せと折しも、国家思想が異なり、会い対座し険悪な、中国、台湾の両国を忙しく廻っている。

11月、姪の結婚式で川越大宮神社へ、その家族と今年法事で会いと二人の娘は大学生と栄養士と、立派に成長している。

その間、輩は腰痛で整骨医に度々、通院している。既にそのころから、背骨に爆弾を抱えていた事を改めて思い知らされた。

そんな積み上げた過去をを読んでしまい、目の前の積み上げた荷物が中々整理できず、時間が掛かってしまった。
チョットしたメモに遭遇し、時間の経過から、希薄している過去の事実に、改めて色々なことが思い知らされた。
何にもならない過去の記録に、リセットが中々出来ない。

春を告げるカタクリ

2013-04-12 17:40:00 | 多摩の四季


春を告げる花の一つ、カタクリも日野でも咲いている。
未だ草木の芽が固く閉ざしている中で、3月半ば一番乗りの花で
咲くので既に時期的には終わっているが、多くの群れの中で
未だ健在の姿を見つけた。
派手さはないが、赤味がかった紫色で、優雅な姿で咲いている。
このカタクリも、夏になると一端姿を消してしまい、深い眠り
の中に入り、次の早春に再び姿を表す。



人の踏み入れない、湿気の多い傾斜地の山里を思わす所に自生している。
毎朝の散歩コースの一つ、東光寺道の近くで、気になっていたが、
宝ものは未だ残っていた。
多種に咲き乱れる、花でも先兵を切って、初陣を飾る優雅な姿は印象的であった。

折角の花見も興ざめ

2013-04-02 07:39:00 | イベント
◇毎年恒例の新宿御苑の花見
雨の予報に傘も持参したが、降らなかったのは幸いしたが、この時期にこんなに寒いのも記憶にない。
それにしても、ほおを過る風は真冬なみ、襟をたて、フードを降ろし手袋をはめ、身を屈める人も居るぐらいに、寒かった。
お蔭で、何時もの花見席は人が埋めつくす場所も、今日は場所取りに労せず、広場は閑散としていた。
この人出に何時もなら臨時門も入場で行列を作っていたが、当日は閉門し、正規の門だけの出入りであった。

新宿御苑は元々高遠藩新宿御苑は元々高遠藩内藤駿河の守の下屋敷。見事な桜は季節を語り告げる日本人の象徴的な花として、賑わいを見せている。
そんな花の下で、車座になって弁当を開く。

たわわな桜の木に、外国人の集団を観光の拠点として、目につく国際化の場所の一つである。

◇無粋な飲酒のチエック
しかし、この時期、何故か恒例になってしまった、入場時の荷物検査は空港並の厳しさ、入場するにも荷物は晒され、飲酒のチエックが入る。
「御用改めござる」
京の見回り組が攘夷の名の元にテロ活動の不逞浪士を探る様に園内では雨合羽に制帽姿の小役人の二人が、鋭い目つきで うろうろする。

制服姿が派手なので、遠目から直ぐ判る。
そんな不幸な立ち回りから、やはりトラブルに備えているのか
何時も二人で組んでいる。

「あ~また、来た来た」そんな目立った姿が嫌でも目に入り、全くの興ざめである。
予期しえぬ無粋な姿に高遠藩内藤駿河の守もこの姿に、顔を歪めているのではなかろうか。

◇表向きは園内禁酒
背後の小役人の目を盗み、密やかに皆飲んでいる。
因みに寒さもあって、トイレに行列の渦である。
所が、皆顔は赤みを帯びている。
渦の中、周辺は明らかにアルーコールの匂いが立ち込める。

ん~ん皆、「判っているけど、やめられない」♪♪・・・♪


ようこそ松崎家の世界へ

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