春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

久しぶりの列車旅 関西

2014-10-28 21:55:00 | 旅先にて
彦根、草津、京都と久しぶりに長旅
隠居の身分に全く、無縁になってしまった列車旅であった。
遠出と言うと、無理なく車で移動できる範囲で、関西は
別の国の世界なのである。
今回は10数人の団体旅行であるが、現地までの往復は自己調達責任ある。
1拍2日の旅に多くの所を回りたいと、早朝出発の弾丸ツアーである。

<何時も賑わう、みどりの窓口>

朝の出発に、東京駅で自由席の確保からと余裕をもってと早朝、に家を
出たが、最寄り駅のみどりの窓口は何と7時からで、閉まっていた。
さ~てどうする、と考える時間もなく、パスモでともかく東京駅に
向かう。
新幹線のキップ売り場は長蛇の列、複数の窓口で裁いているが、
予定もしなかったロス時間であった。
此処は諦め、流れに沿って、待つしかない。改札に出なくても其処
でパスモを読み取り、帰りは最寄り駅までの往復乗車券と新幹線
のキップを購入することが出来た。
改札の一極、集中、末端駅は時間限定での窓口開札、徹底した合理化
である。必要なら自動券売機を使えと言うことなのである。
判らなければ、無情な券売機の前で考えろと言うことである。
ワンウエイの乗車券なら未だしも、自由、指定の選択など、馴れない
人種に、ここまでさせる現実に戸惑いの世界であった。
知らないことの恐ろしさを、まざまざとみすかれてしまった。

乗ったらこっちのもの、世界に誇れる新幹線であり、後は高速車両に
身を任せ、狂いもなく正確に目的駅へ、当たり前のように、運んで
くれる。
米原に到着、東海道線に乗り換え彦根へ向かう。

彦根駅では目の前の色とりどりの如何にも寄せ集めの車両の姿に鉄心が
揺すられ思わず、ホームを走って近寄ってみる。
雑草が伸び放題の専用軌道越しに、車両基地があり、多種多様の車両
が集結する姿は近江鉄道を象徴する姿であった。



西武グループの覧下にあり、西武鉄道の中古車両を改造し、主力車両
として、地元の足として活躍しているようである。
かってテカテカに輝いた車両も、年季が入り、老獪な車両も、十分な
手入れで、余生を飾る姿かもしれない。

今回、本土を縦断し、高速で主要都市を大量輸送で繋ぎ併せる近代
交通網から乗り換え、在来線へ乗り換えた。
その隣り合わせに、旧彦根藩士の一族と近江商人達が夢と希望にかけ、
明治23年(1890)に近代交通に取り組み開設した。
しかし、現実は少ない乗客に赤字路線であるが、地方財政で支え、
何とか、頑張っているのである。

彦根は観光の目玉としてなんと言っても当地の看板は彦根城である。
一方車両基地は築城400年記念に併せて近江鉄道ミュージアムとして、
公開され好評であったようである。
車両基地は旧式電機機関車、旧式電車が、保存されており、生きた
歴史遺産として鉄っちゃん達の前に輝いている。


19号台風、浅川で消防車両

2014-10-14 15:39:00 | 事件だ~!!
来るぞ、来るぞ大型台風
1週間おきに丸で判を押したように南北に長い列島を
走り抜けていった。
18号台風は我が家西側を通過、19号は東側を抜けた。
東側は太平洋からの南風を台風の目にめがけて来る
ため、物凄いエネルギがまともに襲いかかる。
深夜未明の0時56分、八王子観測所で瞬間最大風速30.2m/sec
唸る風きり音、ばたばたと、たてる音が響きわたり
この狂乱の世界になかなか寝つけない。

台風一過、恐らく躍り狂ったであろうタワーが心配。
今度はもう駄目だろうと観念したが、無事であった。


早くあがったので、台風の足音を確かめたく
自然と浅川に向かう。
その姿が見えなかったが、激しいサイレンにこれは
何かあるかな~
と思って居たが、その音とは無関係に浅川護岸を上流にむかう。

遥か対岸に真っ赤なパトライトの点滅が目に入る。

狭い護岸沿いに消防車両と警察車両が群れなしている、
その姿に火事かな~と思ったが、消防服の姿もなく、火事では
なかった。


浅川護岸から目の前の渦巻く川に視線が向けられる関係者が
大勢、集まっている。
普段、散歩、ジョギングなど護岸に往復する程度で、これほど
人が集まるのは只事ではない。


護岸から急な崖の一点に関係者が上り、降りしている。
護岸沿いの1.5車線の狭い道は、車両の抜け道として、利用され
車両が結構多い。
車両誘導に警官が規制をかけ、只事ならぬ状態であった。

付近には砂防であろうか、コンクリートの道床があり、この部分で
波しぶきが立ち、周辺は絶えず轟音が響きわたっている。
昨夜来の台風で水かさも多く、上流から巨木が流され引っかかっている。
静かな川面もここだけは何時も騒がしく、喧騒の世界である。

さて、その真相が気になる
関係者がいる付近から、駆け下りた人物が、川に落ちたようだ。
その人物は救出され、病院に搬送されたようである。
滑って転んでならば、これほどの騒ぎにはならないであろう。

事故の真相はそれ以上判らないが、台風一過とはいえ、台風に
備え、何時になく、皆、身構えている
こんな時期に大量な車両と、動員された関係者。
とんだ人災であったのであろうか・・・。

非常線は解除され、何事もなかったように、ものものしい車両は
消え去りもとの静寂に帰った。

18号台風一過

2014-10-06 22:54:00 | 天災襲う
8号台風は関東地方を直撃、特に沿岸部分には浸水や崖崩れ、風による、
ゴルフ場の倒壊など大きな爪痕を残していった。
先週末、京都に旅行に行っており、台風の影響で降雨もあったが、上陸
間際に帰れたのはなにより助かった。
今の時期の台風は熱帯のエネルギーを思い切り蓄えたまま、大陸に寄り
道せず、直接列島に、猛烈な勢いで襲いかかる。
予想通り、深夜から雨、明け方には風を伴い、窓に打ちつける雨音と
電線の共鳴音は激しかった。
地域の防災放送が流され浅川の警戒を伝えているようであるが、肝心の
音が反響し、さっぱり聞き取れない。
心配なのは2階屋根上のアンテナタワー、今頃烈風に吹かれ、やっこさん
踊りだろうか、外に出て確認も出来ない。
ウエザーニュースから、朝9時は南西、12時で北北西となっており、風圧
を避けるためアンテナの向きを90度づらした。
昼食時には雨も風も、ピタッと止まり、吹き返しも殆どなかった。
日課の朝散も、台風でさぼったが、義務感と外の様子伺いで延発で出か
けた。
浅川沿いを歩くが、朝、15、6℃であったが、直射日光下では10℃以上高く
、猛烈な暑さに汗が吹き出る。


台風一過で、外の様子は殆ど、普段と変わらぬ様子であったが、触れ合い
橋付近の浅川は、川幅一杯に真っ茶色の泥水が白波をたて、激しく流れ、
台風の余韻が未だ残されていた。




高幡橋観測所は、現場のゲージには枝が絡みつき、激し爪痕が生生しく
残されている。
水位計が設置され、テレメータで水位情報が発信され、水難防止の大事
な役割を担っている。
このデータは公開され、ネットで記録を読み取ると、5時が1.28m 9時
が2.25mと一気に1mに水位が上昇している。とりわけ8時~9時までは
50㎝の上昇があり、この時間帯の降雨の激しさをリアルに物語っている。


更に上流へ向かうと、川面の反射で光り輝き、秩父山系、大室山越しに
雲被る富士山が何事もなかったように、見下ろしていた。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/