春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

北・北海道の旅アップ

2004-10-23 06:01:00 | 北海道旅行

重い々呪縛のような講演会の原稿を提出終わって、晴々とhpの更新作業へ取りかかり『北北海道の旅』をアップ出来た。写真は姫沼から利尻富士とも言われる利尻山の雄姿を捉えたものである。利尻島そのものがこの山で覆われその外周を辿る形で周回する。台風一過ぐんと冷え込み、恐らくは初冠雪しているだろうなとも思われる。

◇澄海(すかい)岬
その名の如く、ロマンに満ちた場所である。
礼文島西海岸の元地から始まる海蝕崖は10数kmに及んでいる。
絶壁と岩礁に白波立つ炯眼は自然環境に恵まれ、礼文を代表する
場所で秘境の気分をたっぷり味わう事が出来る。
豊かな自然から魅了する「礼文」の一つ、何処を撮っても
絵はがきになる素晴らしいところである。

日本の北の外れ、北海道の北部に位置する利尻島、礼文島を慌ただしく廻ってきた。予備知識もなく最果ての地、極寒と思っていたが、日本海の海流に恵まれ北海道では旭川当たりより温かく、オホーツク海にあるような流氷も少ない所であった。9月も半ば果たして何を着ていくべきか、迷ったが、長袖でも場所によっては暑くさえ思える事さえあった。稚内から礼文島迄1時間半の船旅、強い潮風と冬の様さに大きな樹木は育たず背の低い樹木で全島おおわれた礼文島。
其の雄姿が美しい利尻山を中心に山すそが島の外壁をなす利尻島。などなど観光バスに身をまかせ、ほたて、うに、ほっけの海産物のご馳走三昧に北の海の世界をお気楽な旅で充分楽しんできました。
この利尻島始め、礼文島の豊かな自然と最北端の宗谷、稚内の国境の姿など実にバラエテイに富んだ旅であった。
北・北海道の旅



日露戦争で輝いた「三笠」

2004-10-16 20:35:00 | 歴史に向き合う

歴史家で作家の加来耕三さんが、教科書にはない歴史を教えてくる。毎週楽しみに聞いているのがこのTBSラジオ 中村尚登ニュースプラザ「日本全国8時です」の番組である。加来さんが切れ味鋭く歴史事象を痛快に鋭く切る話しが、とても新鮮に伝わってくる。
写真は、バルチック艦隊を敗った軍艦「三笠」である。「三笠」を舞台に司馬遼太郎『坂の上の雲』主役は日露戦争の時に天才的参謀と呼ばれた秋山真之である。その司馬遼太郎作品で一躍、ロシアのバルチック艦隊から日本を救う救世主として秋山真之がヒーローに扱われ、イメージされてしまった。しかし、加来さんによれば、「影に寡黙にして功を誇らぬ武人、海軍きっての国際通・島村速雄が居て、その島村が考え出した戦術が見事に的中したのであって、秋山真之がそれに乗っただけである。」とばっさりと斬り捨てた。司馬作品が生まれた時代は中々事実が公開されなかった時期でもあったようで、歴史の実像と虚像が重なりやっぱり作り上げられた世界なのかと思い知らされた。

田園風景

2004-10-05 00:33:00 | 世の中変わる

そう稲刈りが終わり、こんな自然豊かな田園風景が、未だ見える場所に住んでます。当地は先人の努力で用水が張り巡り、米作にも適した豊かな土地が受け継がれています。引っ越した当時は牛小屋もあり、何とものんびりした場所は土の匂いを感じる場所でした。しかし、この辺にも開発の魔の手が徐々に進んできました。中央高速、国立icに抜ける片道2車線のバイパスがこの近く迄完成し、その道を目指し、この周辺の道路が一気に車ラッシュに見舞われてしまいました。もとより田舎道は1.5車線と狭く、対向車のすれ違い待ちの待機車で、余計に混み合い人も車も大変危険な道に化けてしまいました。こんな自然豊かな風景が何時まで見えるのやら、やせ細ってゆく自然に、寂しさと虚しさがつのってくる。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/