春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

秋色を確かめる

2011-12-05 21:57:00 | 多摩の四季
かみさんのPCが古くなった。
今頃、Windows98など古典的な存在になってしまい、新しいソフトが使えないなど色々不具合が生れてきた。
ウイルスバスターなど使えず、物騒な世の中、無防備で使うのは危険であった。
メール、インターネット、限定的な利用であるが、新パソコンに買い換えWindows7に乗り換えた。
問題のウイルスバスターは黙っていても、トレンドマイクロ社を、使うの仕組みが準備されていたが、フリーのソフトとした。
所がそのアプリソフトが70MBもあり、ISDNの全くとろい通信速度ではダウンロード、アップロードと延々と時間がかかる。
操作に手間取り、延々とパソコンの前に張りつけ獄門刑で日にちを越えて2日ががかりの大騒動で漸く"成功"した。


2日間の張りつけ獄門刑からの解放で気分転換に散髪がてら外の空気を吸いに出かけた。
"#$%6&*+!&"無味乾燥な画面を見つめ通し、頭の中は混濁した状態に、こうした森が歩いて約100M近くに有るのは気分転換に有り難い。
谷底に位置する我が家から西に出るにはこの崖を登らなければならないが、幾つか有る、山坂道を登らねばならないが、丸木で組まれた階段が、遠回りしないで、直ぐ上に出る事が出来る。
濃い緑も、秋到来に葉も赤・黄に染まり、落葉時期を迎え、鬱蒼とし林も、葉が落ち、多少明るくなっている。
傾斜の緩い登り始めも、徐々にきつくなり、一気に登ろうとすると、「ハアハア」と息が切れ、メタボ気味の重い体と、日頃の運動不足がもろに感じる。
まして、頭の中は混濁した状態は抜けきれず、上のコンクリート道路に出ても、何となく足元が怪しくなる。
のんびり風景を確かめ、線路沿いを東京方面へ、約30分程で床屋に届く。
群雄割拠の競争世界、サービス業も熾烈な競争に、床屋も回転を早くし、安くなってきたことは有り難い。
ふっかりした椅子に座り、横にされると、パソコン激闘で寝不足もあって、気持ちよく自然に眠くなる。
ガツンと椅子が起こされ、夢の中から、立ちまち起こされ、さっぱりと仕上げ、気分もリセットされる。


床屋から帰路、坂道ではご覧の通り、銀杏が落ちかけた夕陽に照らされ小金色に輝いている。秋の声を聞いてから、温かい日も続き、落葉には未だ日もあり、輝きも更に増してくるであろう


真っ赤な柿も、今を盛りと熟している。庭先に、或いは畑に、多数の赤色が、重みで枝がしなるように、実っている。
ああ、甘そうな柿、熟した果実に、思わず唾液が、ぐじゃとした完熟が大好きである。
そのまま、人間様の食膳に飾るもの、そのまま放置され、鳥の餌に、突っ付き回され、僅かな実だけを残すものなど季節感漂う、代表選手もこの柿だったりする。

パソコン激闘で霞のかかり混濁した頭が、何となくすっきりした。
昨今、猛烈な暑さの夏、厳しい寒さの冬、夏があって短い秋に直ぐ冬迎え、メリハリのある四季がないと言われたが、今年は何か秋が長い感じがする。

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