春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

ネットの水面下で鴨狙い

2006-02-26 10:24:00 | こんなことに腹立つ
◇ネット犯罪
偽メールか否か国政まで揺れ動いている一方、ネットにまつわる犯罪も後を絶たず、ネット世界が世の中深く関わっている。
三大新聞の一つからの朝刊を拾い読みしていると、ご覧のようなネットを基盤にした犯罪が同じ日に2件も取り上げられ新聞紙上でも賑わしているのに驚く。
情報取得・発信の便利なツールとして深く浸透した世界であっても、一方では犯罪の巣にもなっている。

その新聞から高校生が「2ちゃんねる」を通じて、世間を欺き、騒がせるという行為やら、アダルトサイトの未登録者に登録代を振り込ませる、ネットを通じた振り込め詐欺行為などなど報道されている。
特に後者は5千件/7億円の入金と言うから、その範囲の大きさに唖然とする。
問題の請求があっても、問題が問題だけに世間に公表したくないと言う若干の後ろめたさもあるのか、中々相談しにくいこともあって示談に応じてしまう事なのであろうか。
その副題名に成り済ましの迷惑メールの数々が最近目に余るが、その中に、こうした騙しの仕組みが、鴨を狙う様に水面下で潜めているのは事実であろう。

◇迷惑メールの振り分けは
迷惑メールの振り分けは学習機能でかなり制度高く、分別してくれ、それなりに機能してくれる。
「でも、迷惑メール対策システムなんて、あ~あ面倒くせえなあ~」と思いつつ、水際作戦で打ちのめすしかないのか、野放図に攻勢してくるやからを根元から絶つのは難しいのか?いやあな世の中である。

◇水際で一網打尽

こんな類の成りすましのメールが際限なく勝手に上がり込んで来る。何れもメールの学習機能が働き、水際で一網打尽に落としている。
中には同じ内容をメルアドを変えて、何度も送ってきたり、通常送られて来るメールと同じようなタイトルで送ってきたり、手を変え品を変え執拗に送って来る。女性言葉を使っているが、明らかにオニイチャンであることもわかる。
果たしてその甘い言葉に騙され、相手の投網に掛かったら、敵の思うつぼにはまり、あの手この手と法外な請求の牙にかかってしまう被害例が報告されている。

◇当局への通報も一策
法の網の目を潜って、こうしたやから、野放し状態で徘徊しているのが現状である。当局もこの現状を手をこまねいて見ているわけではなく、根っこからの立ち消えを色々努力している。
ネットの世界で色々便利な環境も出来たが、一方では犯罪の巣にもなっている。
ささやかながら、当面できることは当局への通報と、メールソフトの仕掛けで嵐のように入って来る迷惑メールを叩き落とすしかない。
今のところ、機械できちんと善・悪を振り分けてくれるが、中には善のメールも埋もれてゴミバコ行きになってしまうことも、在る様だが・・。


遺跡のお宝発見

2006-02-23 09:54:00 | 野次馬見物

写真は民家の北側の崖斜面は鬱蒼とした樹木と雑草に覆われ、マムシも生息する自然に覆われた場所でもあった。
樹木は取り去られ、日野バイパス要路として、掘り起こされている市内の堀之内地区である。
一方では「神明上遺跡」として、市内に幾つか在る遺跡の拠点としてこの崖の部分はマークされていた場所で、道路用地として、開発が進められる過程で、遺跡調査が行われた。
広い斜面を人海戦術で丁寧に掘り起こされた結果、何と7世紀頃の複数の「横穴式石室」と埋葬された人骨が発見された。
関連図書を見てみると、横穴式石室は墳丘外部に至る、通路を持つ墓室で追葬可なところが竪穴系の埋葬施設と異なる。
前期の終わり頃朝鮮半島の影響を受けて九州北部に出現し、後期には日本の古墳の最も一般的な埋葬施設となった。
つまり、一度埋葬後、後からまた別の遺体を埋葬することが出来る、空間を持つもので、先人が考えた一種のお墓のアパートなのである。
発見された石室は極めて保存状態が良く、石室の壁やら、床には石が敷きつめられ、その上に遺体が安置されてあり、外部とは羨道とよばれる入り口に石垣が積み重ねられてあったようである。
こんな近くに1300年近く、石室の中に眠っていた古墳時代の先人が、再びその姿を表したのである。
この斜面付近の自然立地が、住処として程よい環境として、生活の場として使われて居た事が数々の遺跡発見から既に発見されており、その遺跡のお宝が此の工事により、発見されたのだ。
その偉大な、歴史ロマン発見に、輩はせき立てられる様に急ぎ、この崖部分の痕をじっくり確かめきた。
周辺はバイパス工事により、掘り起こされ、付近の橋脚の一部は既に完成し、この上に沿って走る路面部分の完成を待っている。
この発掘ヶ所に果たしてどんな生活ぶりであったか、その埋葬された人物はどん位なのか、広い土壁の眩いばかりの痕跡を追って見た。
工事進行と共に先人が残した歴史ロマンは、再び埋められてしまうのであろう?
詳細は下で説明
日野バイパスと遺跡発見

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