春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

ものものしい消防車の群れ

2010-01-22 11:58:00 | 事件だ~!!

丁度、買い物で留守中であった。
買い物を済まし、車で我が家の近くで、消防車がゾクゾクと詰めかけ心配になってきた。
しかし、幸いな事に我が家、とその周辺家屋は無事であることを確認し、一先ず安心した。怒派手なパトライトを照らす消防車、と警察車両、直ぐ近くの駐車場に多数止まっていた。
火事でなかったこともあって、消防車と消防隊員は程なく、立ち去り、駐車場には警察官が尚多数、群れをなしていた。
駐車場の奥の黒っぽい車両にその近くの地面にこんもりとした物が置かれ毛布で覆われ、多数の警察官が、取り囲む姿に、遠目から見ても明らかに「すわっ!!事件」と判った。
閑静な住宅街に、この大騒ぎ、何事かと駆けつけた近所の住民に「事件じゃない、さあ~どいて、どいて」後方に誘導する。
目の前の不信物にもとより、かんこう箝口令が引かれているのか、一切を語ろうとしないのは徹底ぶりであった。
近所の通報した人から、人づてにこんな話を聞いた。
普段、ここの駐車場を利用しており、自分の駐車スペースの近くに普段見かけぬ車が駐車しており、何気なく車内を覗いたら、人が亡くなっていることが判った。こんもりした物体は明らかに死体であったようであるが、どうやら自殺であることが判った。
普段、その近くを往き来しているだけに、まさか其処に、そんなことがあったとは知らず、思わず、驚いてしまった。
毎日、あふれるばかりの、残忍な犯罪が起きる世の中に、多少麻痺してしまってるが 、身近な所での事件に、身がすくむ。
このこととは関連がないが、最近、深夜未明に警察が巡回し、「異常ありません」のメモがポストに投函されているようになった。巡回菅氏が危険予知か、その意図は判らないが、元より閑静な住宅街に何もなかっただけに、何とも不気味な世の中になってしまった。
<写真の車両は事件とは関係ないが>

思わぬ天からの落とし物

2010-01-07 14:11:00 | 多摩の四季

未明から朝にかけて雨が降ったが、その雨も止み、多摩地方は何時ものように氷点下の世界であった。
所々の水たまり、乾かぬままの路面は完璧に凍結し、アイスバーンになっている。おっかなびっくり、一歩一歩確かめながら歩くも、時々、かかとにかかる路面との反応が無くなりスーット滑る。「オット危ない」と慌てて身構え転倒を避ける。
路面構造はアスファルト、橋上のタイル、マンホールなどの鉄、交通誘導の為のペンキなど様々である。
水はけを考え平面はなく、大半が傾斜の形状でなるべく氷のない部分を選び、滑る、滑らないを体感しながら、よたよたと平山まで往復してきた。
坂道を下りる車も今日ばかりはスリップを予知してか、幾分スピードは控えめ、しかし、寄ってくると、ついつい身構え、貰い事故に巻き込まれたくなく、道の端に寄って固まる。
行けば何とか成るだろうと思いつつ、海抜の高い道に出ると、場所によっては全面凍結、しかも緩斜面、戻るも進むも恐ろしいアイスバーンであった。

何とか登り切った高台から、八王子方面の市街地と背後の奥多摩の山々が澄みきった空気の中、何時もより近くに見える。

方角を変え、富士山をフォーカス、折角の裾野は大室山が邪魔して、綺麗な稜線を遮っているが、雪被る秀麗は今が一番であろう。
そんな天空からの眺めは一時のささやかな恵みであった。
スーット滑り、「オット危ない」を繰り返しながら、平地に下りる。平山城址公園駅前を通過するころ、背後から「ガシャン」とする金属音に振り返ると、オッチャンが自転車諸共、思い切り倒れていた。
当日未明から午前中にかけて、八王子市や青梅市などでスリップ事故が相次ぎ、警察への届け出は200件超に上った。
中には乗用車がガードパイプに接触したはずみで、対向車線にはみだし、渋滞で停車中の救急車に激突し救急隊員のほか、乗用車の運転者他が病院に運ばれた。
「え!!救急隊員が救急車に運ばれ?」笑えない事故である。
時ならぬ天からの降りものに、危険一杯でパニックの朝であった。

皆揃ってお祝い

2010-01-05 06:17:00 | 家族の絆

毎年の恒例行事となった家族・縁者が我が家に集まる数少ない新年のお祝いが無事に終わった。
顔を見せ会い、お互いの健康を確かめ、お屠蘇で祝う。
今年は一人欠けたが、4家族、11人+1匹が集まり、大賑わい。
普段は二人だけの世界が、この日だけはまさにバケツをひっくり返したような大騒ぎ、おまけにこの人数にワン公までが興奮気味に僅かな隙間をチョロ、チョロと走り回る。
中でも人気の中心はカリン姫、アカリ姫で、それに私も加えてと、ワン公の3人姫が揃ったワンショットがカメラに納まる。

「ねっ!!どんな本良いかな?じゃあこれを読もうか」

年を通じて、普段会う事も少ない二人の孫娘も、カリン姫がこうして本を読み、アカリ姫が一生懸命聞く姿は微笑ましく、二人の成長ぶりを間近に見て、頼もしく思える。
すっかりお姉さんぽくなったカリン姫は今年、いよいよ小学校へ入学である。
こうしてアカリ姫の面倒を見たり、配膳の手伝いをしたり、頼もしい限りである。
人一倍の人見知りの激しいアカリ姫も、今まではこの賑わいの中、見慣れぬ顔に警戒し固まってしまい、解凍するのに時間がかかったが、それも徐々に解けてきた。
同じ仲間、家族として幼いながら認識するようになったのであろうか?
二人の逞しい成長ぶりの姿に、今年も始まった。

朝日に映えるモレール

2010-01-01 22:40:00 | 恒例行事

元旦、初日の出を浅川護岸から拝み、劇的な2010年の新年を迎える。
高幡不動へ向かう途中、浅川から高幡橋より、上流側に車を止めて土手に上がる。
氷点下3℃前後の世界、身を震わせながら既に何人かはそのドラマチックな瞬間を迎えようと東側に向かって、今か今かと待ちわびている。
薄日から、しっかりとお天道様が上がってくる瞬間に、どちらかとも無く声が上がる。
丁度、モノレールが上空を通過し、恐らくモット眺めの良い位置から、この瞬間を見ている筈である。
影絵のようなこれらの造形物と反射で黄金色で輝く浅川の川面が、実に美しく輝く瞬間であった。

前述の安全祈願の臨時待機場所で安全祈願の札を貰い、「安全祈願殿」に向かう。
「祈願殿」には祭殿と太鼓が並び、御祓いが始まる前、火の気のない寒々とした場所でお住職が来場する前、しばし待機する。

「ドンドン~ドン」お経に合わせ、ダイナミックな太鼓が目の前で打ち鳴らされ堂内に響きわたり、お住職の指示で手を合わせ、「心頭滅却」の世界へ入る。
お経に合わせ、このダイナミックなリズムと太鼓の音は日常の雑念は解かれ、二人のお住職の見事な演出に思わず無我の心境に吸い込まれる。
再び 静粛な世界に「さ~お経は終わったぞ」これで高幡不動の安全の護りを貰い、今年も愛車を駆使し、まだ走る。
世相を繁栄してか、いらつく気持ちがクラクションの乱用などマナーの悪い車に腹を立て、乗る以上は何時も危険と隣り合わせで緊張の連続、そろそろそんなリスクから開放されたいが、高幡不動の願にかけて、未だ未だ車に寄りすがる。今年も車離れは出来ないようだ

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/