春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

年賀状作成パニック

2017-12-27 07:47:00 | 恒例行事

年末の恒例行事、年賀状を何とか作成しなければと思っていた矢先こんなメッセージもあって慌てて取り組む。
しかし、毎年も使っている作成ソフト「みんなの〇王」が全く動かない。
「本サービスはwebブラウザで動作する製品です。
パソコンへのプログラムのインストールは不要です。
専用ページからログインしてご利用ください。」
無料の人気ソフトか、この時期、利用者が殺到し、全然ログイン出来ない。
過去の画像データは未だしも、今まで蓄積された膨大な住所録が開かない。


何回、ログインを試みても、「只今、混雑中、暫くしてから、再度、試み下さい」と同じ操作の繰り返しであった。
日にちを変えて、再度試みても、同じ繰り返しに、サーバパニックは納まらず、無駄な徒労に日にちは迫り、焦りは極限に達していた。

そんな、環境に、当然対策していただろうと思っていた矢先、こんなメーセージで漸くログイン出来た。
「サーバー増強が完了し、マイページにログインできない、事象は解消いたしました。
お客様にご迷惑をおかけいたしました事、改めてお詫び申し上げます。」

早速、年賀状の表面を苦難のすえデザインし何とか作成した。蓄積した過去の住所録も引き出すことが出来た。

<印刷出来ない>
早速、プリント作業に入るが、しかし、一難去って、また一難、不幸は納まらず、何と途中でインク切れが発生した。黒色のカートリジが、何時も予備を常備していたが、うっかり忘れていた。
プリンターの内蔵部を開いたまま、それ急げ~と、カートリッジの型式のメモを取り、一目散に電気ショップに走った。
エプソン、キャノンのそれぞれの型式のカートリッジが時代別のプリンターに応じた大量の種別が棚に並べてあったが、しかし求める型式の当該品が見つからない。
プリンターの販売競争で新機種用のカートリッジは並べられているが、チョット時間が経つと店頭から姿を消してしまって居るようである。店員に聞いたら、無下に、「その機種についてはお取り寄せになり、数日かかります」の声にに悄然とした。
おいおい放置したら年越しになっちゃうぞ!!

専門店に無い事から、最早駄目だろうと、半ば諦めで、西友に行ってみた。
そこで、改めて目を疑った、純正品は無いが、互換インクカートリッジが純正品より半値近くであった。
しかし、プリンターの生命線であるインクカートリッジは繊細な構造から純正品以外を使うと、かすれ、インクが出ないなどプリント機能に障害が発生するリスクもある。それを承知で、お使いにならなら、どうぞと言う落とし穴もあった。
しかし、期日が待てない事情から、敢えて目をつぶり、互換品を購入し、プリント最優先で使ってしまった。

ぎりぎりに何とか投函に成功。やれやれこれで無事に正月を迎えられるが、爆弾を抱えたままのプリンター騒動であった。


氷点下の世界、今日も行く

2017-12-18 22:06:00 | 多摩の四季

凍てつくような寒さ、都心は0℃を割り氷点下の世界であるが、多摩地区では3~4℃都心より低く、今朝は-3~4℃の世界である。
修行僧の始まりは5時代で未だ真っ暗、こんな時間に先ずは人影もない星の輝きをもろに感じる宇宙空間の世界でもある。
寒冷地仕様のボデイはこの寒さなにするものぞと粋がっていたが、しんしんと冷える寒さは加齢と共に年々、身に堪える。
恒例の朝の散策は幾つかなメニュウを用意し、定期列車の如く、決められたコースを行く。
その一つ、北の方角に街中を一回りするには、公園の中の崖を登らなければならない。その崖下は自然に湧き出た水が導水路から池を通って、放流される。
この水路が鳥や魚初め動物の棲息地で森を構成する、大事な、宝ものである。
殆ど雨が降らないこの時期も水脈は枯れることなく、水流の世界が生きている。
地下から湧き出る水だけに、年を通じて温度が余り変わらない。今からの極寒の時期は大気との温度差から水面から湯気が立ち上り、明らかに寒さを際立たせる。


公園の中は一部を除いて、自然の散策路で土の上に落ち葉の絨毯が敷きつめられ、直に大地を踏みながらの歩行である。所々、樹木の根が張出し、突起物もあるが、枯れ葉の絨毯に隠され足元が不安定で、一歩一歩足から伝わる感触を確かめながらの走行である。
平坦な道なら未だ良いが、どうしても坂を越えなければならない。突起物を確かめながらの登り降りであるが、枯れ葉の絨毯に隠され、足裏に突起物の当たりを踏み外すと、一瞬滑り、体勢が崩れ、重心を失う。倒れまいと身をかばう為にどうしても腰が引け、おっかなびっくり、の走行である。
只でさえ体を前かがみに折り曲げ、ひたすら視線は真下に集中し、倒れまいと神経を研ぎ澄ます。しかしこんな道にも時には登り降りで、人とすれ違うこともあるが、待機されていることに寸前まで気付かないこともしばしばある。


危険な坂を克服して、広々とした頂部に出る。赤、青、黄、色彩豊かな樹林帯に日が当たり、明るく輝いている。落ち葉一面に敷きつめられ、ザクザクと自然の感触を体感できる空間である。
この溢れる自然の中、人目を憚らず世間話に夢中になり大声で喋りながら群れ逢うばあさん連中も流石に、この寒さには現れなかった。
全く人気無く、一人占め、贅沢な気分でこの花道を抜ける。


自然の森からコンクリートで鋪装された日野バイパスの多摩平に出る。
金色に輝く銀杏並木に、大量な往復車両の喧騒な世界に入る。
森と隣りあわせの世界、静かな森の中から一変して、夢の世界から、けたたましい騒音に現実に引き戻され、夢から目が覚める。

彩り豊かな街路樹

2017-12-07 10:00:00 | 多摩の四季
季節を告げる、樹木の鮮やかな色の変化。普段、身近な街中にも接する街路樹も色々な表情を見せ、存在感を表す。
前回に続いて、紅葉シリーズになってしまった。
街中の表情を地図上に示される撮影ポイントでその姿を追ってみる。
<地図上をクリックして拡大します>

(病棟から)
市内には高層マンションなどあるが、気軽に上がれる場所もなく、市内を俯瞰する機会はない。
身から出た錆び、悪事が祟り、壁とカーテンで遮蔽される窮屈な雑居房の病院へ拘留された。
幽閉された鬱積から娑婆の世界への羨望もあって、 病院の、5F,6Fからの見通しの効いた、東西の風情を俯瞰することが、一種の慰めでもあった。
前半は普段見かけられない特別な視覚からの写真である。

◇東側の縁
(グランド)

直下は四囲は樹木に囲まれ自然の中の憩いの場となる多摩平第一公園の一角をしめる市民グランドである。
色とりどりの樹木が日に当たり鮮やかに輝き、冬の日差しに影がグラウンド一杯に落ちる。
グランドの背後は多摩平の森の中にあり樹木に覆われた高層マンショん郡が居並ぶ。
近くの二中の女子のソフトボールのキビキビした練習する姿。おじさん、おばさん達が真剣に自慢の腕を披露するパターゴルフなど、何時も賑わいを見せていたが、ポッカリと空いていた。

◇西側の縁
(病院直下)

直下は豊田駅と日野バイパスを結ぶ都道235号線である。まだ色色づく過程の銀杏並木が
円錐型のスリムな姿が目に入る。天空高く聳える幹の高さはほぼ均一に揃っていることに
不思議な感じさえする。

(北西側)

北西側は激しく行き交う車両の日野バイパスと都道235が結ぶ交差点である。
都道235号線には均等に配置され、高さの揃った銀杏並木が整然と花道を飾っている。
臨とした姿は高官を向かい入れる直立不動の儀仗兵のように見える。

その緑の並木道に隣り合わせ、都道235の路沿いの植え込みと建屋がコニカミノルタ日野事業所の広大な敷地である。
真っ赤に紅葉しているが、たしか桜の木であった。桜はコニカの前身のサクラカラーの命名に由縁するシンボル的存在である。
毎年、グランドを囲む桜の下、地域の方も招いてさくらまつりが行われる。

◇一転して街中から、道沿いに紅葉並木
①駅前のイオンから日野バイパス泉塚に繋がる道

右側が黒川公園の緑地地帯であるが、沿道の両側は樹木が真っ赤に紅葉し、夕日を浴びて輝いている。
此処も紅葉の最前線、両側の紅葉に華やいだ花道に、温かい温もりさえ感じる。
その緑地は落ち葉の絨毯が敷きつめられ、柔らかい感触を確かめられる自然の中にあり、背後は豊田駅側に結ばれる。

②その道路先、泉塚側

紅葉もかなり落ちているが、幹の頂部に僅かに残される葉に、正に日が落ちる前の風情である。
澄みきった青空に僅かな雲がたなびく背景の青さに幹が映えて映る。左側の空き地は戦後建てられた
公団が林立していたが、老朽化で撤去された空間である。
再び、建設重機が入り、新しく建物が建てられるが、この風情も一変する、束の間の景色である。

輝く紅葉最前線

2017-12-04 17:37:00 | 多摩の四季
東京の西、都心の近くにありながら、水と緑に恵まれており、「緑と清流のまち」とも言われている。
海抜100Mある日野の神明の高台があり、360度俯瞰出来、東側は都心の高層建物、西側 は奥多摩の山々が一望できる。
南側に浅川が市内を東西に流れる。
都市開発から、住宅地が誕生するなか、豊かな自然が、歯止めなく、切り崩されており、街の姿も時代と共に変わって行く。
そんな中神明の高台の崖の部分は貴重な自然が残される一つである。
我が家周辺では11月に入って紅葉が始まり、一気に燃えるような赤が、ひと際目立つようになる。
11月中旬以降、 後を追うように銀杏の黄色が 日を浴びて小金色に輝く。
神明の高台から東側に降りて、今よ盛んな紅葉の姿を追って見る。
<地図上をクリックして拡大します>

東西を貫く日野バイパスを挟んで南北の5箇所について、紅葉を追って撮影してみた。地図上に①~⑤までの撮影ポイントが示される。地図上に示される緑色の日野緑地など、比較的緑の多い場所でもある。

撮影ポイント①神明、東側の高台から

高台の縁に植樹された樹木が背後から、光帯びて、蔦紅葉が寂しく大きな樹木に縋(すが)りついている。何処まで続くやら赤色の蔦が存在感を示している
灰色の樹木が真っ赤に染め抜いているようである。

(満点星(どうだん)紅葉)

屋敷の一角に満点星紅葉の赤が隣接する緑もあって美しく輝いている
満点星の名前の由来は「どうだん」は「灯台」が転じたもので、枝分かれした様子が三本足の灯明台に似ていることから因んでいる。
「満点星」と書くのは中国の故事から、儒薬を練るうちにこぼしてしまい玉盤の霊水が木に散って壺状になり、満天の星のように輝くように美しかった伝説による。
「満点星」命名であるが一言言って、随分ロマンを追った当て字の、はてさて、その説に中々辿り着けないず、思いつかない、難しい文字である。
背後は神明の高台を登る坂道。こんもりとした山はかぶと山と言われるが、太陽の日差しに、橙、赤系のグラデーションが目に映る

撮影ポイント②紅葉

神明の高台を前にがけ下沿いを行くと、日野バイパスの陸橋の下を潜る。昼なお暗い橋の下を潜ると、パット開けた世界が紅葉が正面出迎えてくれる。

撮影ポイント③これも満点星紅葉

丸く整形された双子の満点星(どうだん)紅葉 

撮影ポイント④傾斜面に耕作地

その脇に人が一人通れる小さな道が、急斜面で上下を繋ぐ。背後に紅葉 ふるさとの原風景、
里の風情が漂う。
 

斜面を登りきった所から、ふり返って見下ろす。真っ赤に燃える紅葉の中、天然立地に囲まれた住宅の姿が僅かに見える。

撮影ポイント⑤日野バイパス沿いの銀杏並木

静寂な世界から、一転して、都心と多摩地区を結ぶ、幹線道路に多数の車両が激しく行き交い、夢から覚め、たちまち現実の世界に引き戻される。
等間隔に植えられた銀杏並木、天空高く輝く小金色の花道は、今が一番輝いている。


紅葉の赤色と銀杏の黄色の対比が競い会って居るような、見事な揃い踏み。


ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/