◇夜明け劇場
追われるがままにカレンダーの日めくりは早く1月も終わり掛けている。
日が経つにつれ、日が落ちる時間は伸びているが、朝の明け方は遅く、6時代でも未だ暗い。
当ブログでも書いたが、朝の、真っ黒な闇の世界から東の方から薄青色から橙色に重なる、Gradationは闇の世界からの贈り物である。
今朝は-4℃を下回る今冬最大の厳寒の世界。
家を出るころは真っ暗闇である。
寒いなんて通り過ぎ、外気に晒されている部分は痛い。
こんな時期に、目が覚めればガバッと起き、寒さに躊躇せず、勢いだけで家を出る。
修行僧の苦行の世界、これが無ければ始まらない。
五体がまだ眠ったままであり、全身が固まり、思わず身をかがめているが内燃機関が動きだしてから、体全体を成るべく伸ばす努力をしている。
◇怪しき声の主は
背を丸め、頭からすっぽりかぶった 若いあんちゃんを追い抜くが突然独り言かと思われる声が耳に入り何事かと振り返る。
手に握りしめた持ち物から、青い光がちらちらと放ち、ああスマホかと形のない相手と話しであったかと、納得する。
真っ暗闇の世界、四六時中、肌身離せず、一身同体でネットの繋がり役を果たし、もたれあっている。
◇中央高速、石川パーキングの北側の高台から
日中、何でない平凡な場所でも、朝を迎える時期は色々な幻想が沸き立つ場所に変化する。
気になっていた場所の一つであるが、中央高速、石川パーキングの北側の高台である。
明けを迎える時間帯になると都心の方角が開け、Gradationが楽しめる場所である。
一度、この姿を撮えてみたいとカメラと家の隅に眠りっぱなしの三脚を引っ張りだし闇の世界に挑戦した。
手のひらサイズのカメラは軽量化されているが、フィルムカメラ時代の三脚は金属棒と思える位にずっしりと重い。
革のケースは裂け、中身は丸見え、産廃行きの運命に会ったが、漸くの出番に深い眠りから覚めた。
撮影ポイントで、やおら三脚にカメラを取り付けるが、闇の世界に手探りだけでのネジのはめ合わせが中々出来ない。
デジタル化時代の申し子で多機能化されたカメラも普段はおまかせの自動モードで、他のファンクションは余りさわったことがない。
暗闇の世界に、ごまかしで何とかシャッターの速度を少々長めに設定したが、"感"そのものであった。
何枚か撮ったが、光が振れたり、満足なものが捕れなかった。
零下の極感の世界、おまけに高台に遮るものがなく、吹きさらしに、我慢も限界で、撮りっぱなしで確認も出来ず、早々に撤収する。
その一枚、真っ暗闇の中、点々と照明の明かり。横一列に並んで居るのは多摩川を越える橋の照明ではなかろうか。
水平線の彼方に煙突と航空障害灯の光が見える。
上空は写真の左側の真っ暗な世界から、右側にオレンジ、更にイエロ、と変わり、明るい部分が太陽が上がり始める。
この構図が写真で何処まで伝えられるだろうか・・・。
◇浅川の河原に出る。
場所を変えて浅川のビュウーポイントを探した
時間が経つにつれて、真っ黒な闇の世界が、東の方から薄青色から橙色に重なり、正にGradationの感動的な世界に浸ることが出来る。
浅川の見通しが効いた世界を俯瞰することが出来、水平線の彼方から日が昇り、川面に映り出し、モノレールの軌道とも併せ、シルエットが絵画を見るようである。
間もなく、白々と夜が明け、普段の姿に変わるのに、時間がかからず、『夜明け劇場』は終わった。
パチパチ八チ(^o^)(^o^)
追われるがままにカレンダーの日めくりは早く1月も終わり掛けている。
日が経つにつれ、日が落ちる時間は伸びているが、朝の明け方は遅く、6時代でも未だ暗い。
当ブログでも書いたが、朝の、真っ黒な闇の世界から東の方から薄青色から橙色に重なる、Gradationは闇の世界からの贈り物である。
今朝は-4℃を下回る今冬最大の厳寒の世界。
家を出るころは真っ暗闇である。
寒いなんて通り過ぎ、外気に晒されている部分は痛い。
こんな時期に、目が覚めればガバッと起き、寒さに躊躇せず、勢いだけで家を出る。
修行僧の苦行の世界、これが無ければ始まらない。
五体がまだ眠ったままであり、全身が固まり、思わず身をかがめているが内燃機関が動きだしてから、体全体を成るべく伸ばす努力をしている。
◇怪しき声の主は
背を丸め、頭からすっぽりかぶった 若いあんちゃんを追い抜くが突然独り言かと思われる声が耳に入り何事かと振り返る。
手に握りしめた持ち物から、青い光がちらちらと放ち、ああスマホかと形のない相手と話しであったかと、納得する。
真っ暗闇の世界、四六時中、肌身離せず、一身同体でネットの繋がり役を果たし、もたれあっている。
◇中央高速、石川パーキングの北側の高台から
日中、何でない平凡な場所でも、朝を迎える時期は色々な幻想が沸き立つ場所に変化する。
気になっていた場所の一つであるが、中央高速、石川パーキングの北側の高台である。
明けを迎える時間帯になると都心の方角が開け、Gradationが楽しめる場所である。
一度、この姿を撮えてみたいとカメラと家の隅に眠りっぱなしの三脚を引っ張りだし闇の世界に挑戦した。
手のひらサイズのカメラは軽量化されているが、フィルムカメラ時代の三脚は金属棒と思える位にずっしりと重い。
革のケースは裂け、中身は丸見え、産廃行きの運命に会ったが、漸くの出番に深い眠りから覚めた。
撮影ポイントで、やおら三脚にカメラを取り付けるが、闇の世界に手探りだけでのネジのはめ合わせが中々出来ない。
デジタル化時代の申し子で多機能化されたカメラも普段はおまかせの自動モードで、他のファンクションは余りさわったことがない。
暗闇の世界に、ごまかしで何とかシャッターの速度を少々長めに設定したが、"感"そのものであった。
何枚か撮ったが、光が振れたり、満足なものが捕れなかった。
零下の極感の世界、おまけに高台に遮るものがなく、吹きさらしに、我慢も限界で、撮りっぱなしで確認も出来ず、早々に撤収する。
その一枚、真っ暗闇の中、点々と照明の明かり。横一列に並んで居るのは多摩川を越える橋の照明ではなかろうか。
水平線の彼方に煙突と航空障害灯の光が見える。
上空は写真の左側の真っ暗な世界から、右側にオレンジ、更にイエロ、と変わり、明るい部分が太陽が上がり始める。
この構図が写真で何処まで伝えられるだろうか・・・。
◇浅川の河原に出る。
場所を変えて浅川のビュウーポイントを探した
時間が経つにつれて、真っ黒な闇の世界が、東の方から薄青色から橙色に重なり、正にGradationの感動的な世界に浸ることが出来る。
浅川の見通しが効いた世界を俯瞰することが出来、水平線の彼方から日が昇り、川面に映り出し、モノレールの軌道とも併せ、シルエットが絵画を見るようである。
間もなく、白々と夜が明け、普段の姿に変わるのに、時間がかからず、『夜明け劇場』は終わった。
パチパチ八チ(^o^)(^o^)