調布の龍源寺に行った帰り、西武多摩川線に初めて乗った。
<多摩駅で入線を迎える>
JR中央線の武蔵境から是政まで8㎞、全線でたったの6駅で結ばれる。
元々多摩川の砂利を掘り起こし、同路線を使って運び出され、貨物路線で光輝いていた謂わば砂利運搬路線であった。
所が多摩川の砂利採掘は禁止され、同線が誕生した路線の役割は終わったが、近くの中島飛行機などの貨物輸送の役割を担った。
路線周辺には住宅が生れ、旅客輸送が増え出し、砂利の傍ら人も載せる時代から、やがて貨物輸送の役割も終え、今日の旅客輸送専用の姿に変っていく。
地域住民の貴重な足として、利用される他、多摩墓地や、競艇場開催時の輸送手段としての役割を果たしている。
そんな地域限定型の路線に、中々利用する機会も生れなかった。
JR中央線は都心に繋がる路線として結構利用する機会もあるが、武蔵境駅で遥か離れたホームにその姿を見たような、縁の遠い路線でもあった。
調布の龍源寺へ行ったが、帰りは府中へ寄りたかった。
バスの乗り継ぎで行けるが多摩川線を使ってみた。
龍源寺からバスで西武多摩川線多摩駅まで出て、多摩線で白糸台まで出れば京王線の武蔵野台へ乗換るルートを選んだ。
多摩駅から乗車、単線運転である。
初めての乗車に物珍しさもあって、どんな車両か、わくわくしながら、
入線を待ち受ける。
平日の日中時間帯であったが、何両かの連結車両であったが、お客が少なく空気箱の状態で長い座席を独り占めしてしまった。
ドアーが閉まって、発車するまで間合いがある。
ドアの開閉の車掌業務と車両の運転操作は一人でのワンマン運転なのである。
路線の運営維持のため、徹底した省力化は勢い、こんな所に負わせられる。
<車両基地>
多摩駅を発車、瞬く間に、白糸台駅についてしまった。
それもそのはず、駅間距離は1.4㎞、所要時間はたったの2分であった。
白糸台駅で降車、多摩川線の線路伝いに行き、踏切を越えると、車両基地が大きな専用スペースを占めている。
その脇を道なりに向かうと、正面にホワイトイエローの京王線の車両が見えてくる。武蔵野台へ到着、この間並足で歩いて約8分近くかかった。
この僅かな乗車時間とかなり離れた乗換時間の落差はギャップを感じる。
この乗換の通路は人の流れを生み、格好の商店街となると、思えるが、お店も見えない、静かな住宅街であった。
そんな背景もあって、路線の生き残りをかかて採算性を問われているようである。
<多摩駅で入線を迎える>
JR中央線の武蔵境から是政まで8㎞、全線でたったの6駅で結ばれる。
元々多摩川の砂利を掘り起こし、同路線を使って運び出され、貨物路線で光輝いていた謂わば砂利運搬路線であった。
所が多摩川の砂利採掘は禁止され、同線が誕生した路線の役割は終わったが、近くの中島飛行機などの貨物輸送の役割を担った。
路線周辺には住宅が生れ、旅客輸送が増え出し、砂利の傍ら人も載せる時代から、やがて貨物輸送の役割も終え、今日の旅客輸送専用の姿に変っていく。
地域住民の貴重な足として、利用される他、多摩墓地や、競艇場開催時の輸送手段としての役割を果たしている。
そんな地域限定型の路線に、中々利用する機会も生れなかった。
JR中央線は都心に繋がる路線として結構利用する機会もあるが、武蔵境駅で遥か離れたホームにその姿を見たような、縁の遠い路線でもあった。
調布の龍源寺へ行ったが、帰りは府中へ寄りたかった。
バスの乗り継ぎで行けるが多摩川線を使ってみた。
龍源寺からバスで西武多摩川線多摩駅まで出て、多摩線で白糸台まで出れば京王線の武蔵野台へ乗換るルートを選んだ。
多摩駅から乗車、単線運転である。
初めての乗車に物珍しさもあって、どんな車両か、わくわくしながら、
入線を待ち受ける。
平日の日中時間帯であったが、何両かの連結車両であったが、お客が少なく空気箱の状態で長い座席を独り占めしてしまった。
ドアーが閉まって、発車するまで間合いがある。
ドアの開閉の車掌業務と車両の運転操作は一人でのワンマン運転なのである。
路線の運営維持のため、徹底した省力化は勢い、こんな所に負わせられる。
<車両基地>
多摩駅を発車、瞬く間に、白糸台駅についてしまった。
それもそのはず、駅間距離は1.4㎞、所要時間はたったの2分であった。
白糸台駅で降車、多摩川線の線路伝いに行き、踏切を越えると、車両基地が大きな専用スペースを占めている。
その脇を道なりに向かうと、正面にホワイトイエローの京王線の車両が見えてくる。武蔵野台へ到着、この間並足で歩いて約8分近くかかった。
この僅かな乗車時間とかなり離れた乗換時間の落差はギャップを感じる。
この乗換の通路は人の流れを生み、格好の商店街となると、思えるが、お店も見えない、静かな住宅街であった。
そんな背景もあって、路線の生き残りをかかて採算性を問われているようである。