◇納沙布岬から、海岸線を釧路方面で
列島を台風が縦断し、九州から関東へ各地に浸水騒ぎがする中、北海道は全くその影響もなく昨年に引き続き道東を中心に走り回った。抜けるような青空に果てし無く真っ直ぐ走る道路、信号も少なく、僅かな車に、思い切り走れる解放感に浸ることが出来る。大都市は別にして渋滞の渦に巻き込まれることなく、時には地元ナンバーから後方から煽られることがあれば、「お先にどうぞ」とゆとりを持ったのんびりとした走りが出来る空間がとても気分が良い。
日本の最東端の根室半島の納沙布岬から、海岸線を釧路方面へ向かって爆走中、広大な草原に馬が放牧され、そののんびりした姿に車を道脇に停めて写真を撮る。殆ど車も人のいない自然の環境の中に、マイペースに草を食べ、自分の世界に浸っている。
油絵を見るような、この広漠たる世界に、豊かな大草原にのんびり過ごす馬の世界に、しばし時間を経つのを忘れ、見入ってしまった。
1日を時間刻み、分刻みにすり切れ、刺激的な世界に身を置いている毎日に、こんなのんびりした空間があるのも、北海道であったりする。
国道44号線が海岸線から樹木に覆われた内陸部に入ると、2~3頭の鹿の群れが、目の前を悠然と横断する。「あれ~鹿だ~」と車内はにわかに騒然とするが、そそくさに道脇の繁みに入っていく、その姿に真っ白い尾の部分が可愛いかったと、生きた動物の出会いに感動もあった。
◇日高牧場で
自然に包まれたあの広大な大地と何処まで続くのか、あの果てしない道。車で思うがままに走り回る痛快さは一度行ったら、もうやみつきになる懐の深い北海道なのである。
写真は広い牧場を馬の群れが、野草を食べるのどかな風景が目にとまり、自然の大地とそこに生きる動物達の姿に安らぎさえ覚え、しばし車を止めて、見入った日高牧場だった。
過去の写真を整理し、回った土地、思い出の名所を地図に描いてみた。
道東、道央、道北とくまなく回ったと思えども、地図上でトレースしてみると僅かな"しみ"程度のもので、その懐の深さを思い知らされる。
元気さが続く限り、あの広大な土地を走り回り、全道を回る、そんな夢を果たしたい。
列島を台風が縦断し、九州から関東へ各地に浸水騒ぎがする中、北海道は全くその影響もなく昨年に引き続き道東を中心に走り回った。抜けるような青空に果てし無く真っ直ぐ走る道路、信号も少なく、僅かな車に、思い切り走れる解放感に浸ることが出来る。大都市は別にして渋滞の渦に巻き込まれることなく、時には地元ナンバーから後方から煽られることがあれば、「お先にどうぞ」とゆとりを持ったのんびりとした走りが出来る空間がとても気分が良い。
日本の最東端の根室半島の納沙布岬から、海岸線を釧路方面へ向かって爆走中、広大な草原に馬が放牧され、そののんびりした姿に車を道脇に停めて写真を撮る。殆ど車も人のいない自然の環境の中に、マイペースに草を食べ、自分の世界に浸っている。
油絵を見るような、この広漠たる世界に、豊かな大草原にのんびり過ごす馬の世界に、しばし時間を経つのを忘れ、見入ってしまった。
1日を時間刻み、分刻みにすり切れ、刺激的な世界に身を置いている毎日に、こんなのんびりした空間があるのも、北海道であったりする。
国道44号線が海岸線から樹木に覆われた内陸部に入ると、2~3頭の鹿の群れが、目の前を悠然と横断する。「あれ~鹿だ~」と車内はにわかに騒然とするが、そそくさに道脇の繁みに入っていく、その姿に真っ白い尾の部分が可愛いかったと、生きた動物の出会いに感動もあった。
◇日高牧場で
自然に包まれたあの広大な大地と何処まで続くのか、あの果てしない道。車で思うがままに走り回る痛快さは一度行ったら、もうやみつきになる懐の深い北海道なのである。
写真は広い牧場を馬の群れが、野草を食べるのどかな風景が目にとまり、自然の大地とそこに生きる動物達の姿に安らぎさえ覚え、しばし車を止めて、見入った日高牧場だった。
過去の写真を整理し、回った土地、思い出の名所を地図に描いてみた。
道東、道央、道北とくまなく回ったと思えども、地図上でトレースしてみると僅かな"しみ"程度のもので、その懐の深さを思い知らされる。
元気さが続く限り、あの広大な土地を走り回り、全道を回る、そんな夢を果たしたい。