春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

世にも不思議な橋タウシュベツ川

2007-10-31 06:08:00 | こんな鉄道もあるぞ~

道央(北海道中央部)の糠平湖に流入するタウシュベツ川にかけられた幻想的な橋が静かな人気を呼んでいる。
この橋はタウシュベツ橋梁と言う、コンクリート製のアーチ橋で、僅か数年ではあるが、かってはこの橋を士幌線が走って居たのである。
糠平湖の下流側には水力発電所のダムがあり、降雨によって糠平湖に流れ込む水量や水力発電の量によりこの糠平湖の水面が大きく変わり、毎年秋ごろからこの橋が完全に水没してしまうようである。
このような環境から士幌線も対岸に移されたが、その線も既に廃線となってしまった。
今年は少雨であったこと、更に例年にない暑さであったことより、水面が非常に低く、橋梁の姿は湖面より高く、しっかりとその姿を眺める事が出来る。
この水中に没してしまう、世にも稀な橋は過酷な環境の変化で、やせ細り、風化しているが、その湖面に浮かぶその姿が実に幻想的な世界を生み出している。
今年は前述の理由により、お盆の時期に水没せずにその姿が見えることから、例年になく観光客が多く、近くの温泉が満室だったようである。
さて、その姿を見に行こうと思ったが、国道から熊出没注意の看板が掲示されている荒れ地の林道の脇道を入り、ガタガタ揺すられながらやっと湖面近くの空間に出られる。其処から更に木が倒れ浸水しかかった悪路を歩き、ようやっと湖岸に出られる。
そんな所にあるだけにようやく辿り着き、目の前の湖面に浮かぶアーチ橋の姿には感動さえ覚えた。
その詳細はアーチ橋を訪ねる に掲載した。

今年も元気に

2007-10-27 21:36:00 | 仲間との絆

楽しみにしている年に1回の昔の職場の連中が府中に集まった。
皆揃いのサングラスをかけているが、フレーム加工しているだけで、その筋の方の集まりに非ず、一応善良なおじ様方なのである。
まあ、どのように写真が一人歩きするか判らないので、不釣り合いなサングラスをかけて貰った。まあ、昔の紅顔の美少年も、顔の色艶は失わないまでも、上の方のオツムは見事なまでに光輝く、眩しさと豊かな銀髪をゆする姿に自然と変わってしまった。
過分な料理も年相応に胃袋が小回りになったせいか、かっての旺盛な食欲は流石が衰え、目の前の御馳走に目は動くが、箸の方は中々進まなくなった。
定時間までは飲み放題と言うことでもあったが、アルコールもそこそこに鯨飲することもなくなった。
仕方ないことではあるが、世代相応にあちこちに、鬼籍入りの話が耳にするようになった。
そんな中で、多少の衰えもあっても、こうして皆集まって飲んで食える五官の持ち合わせであることに感謝しなければならないのであろう。
宴もたけなわ、嬉しそうに自慢の孫を持った喜びを語るもの。
明日は我が身に降りかかるのか、御身内の介護に重い責務を負うもの。
生涯現役とばかりエンピツと紙にかけ仕事一縷にいきるもの。
惜しみなくボランテイアで身を捧げ、奉仕する鏡のようなもの。
巨万の富を夢見て、金相場にかけるもの。
ボランテイアで公共施設に身を置き、キレルおやじと戦い正義感に燃えるもの。
莫大な投資に回収など気にせず太陽光発電に命をかけるもの。
etc,皆それぞれの道で、時の過ぎたるを忘れ、熱く語りご満足のようでした。
気配りの幹事さん、お土産まで用意され、涙にむせぶ、一時であった。

愛煙家の聖地

2007-10-22 06:18:00 | 北海道旅行

「広大な」「見渡す限り」「果てし無く」なんて言葉が生まれるのが北海道である。
こんな言葉につり込まれる様に、道央に再び来てしまった。
初めてここでハンドルを握ったのは1999年で、東京に住む人間にとってここは丸で外国の様で、初めて見る姿は想像以上に果てし無く続く丘でその風景に惹かれ無我夢中で走りまくった。
そんな感動が忘れられなく、糸でひかれる様にまた来たのであった。
その代表格は「パッジワークの路」と言われる美瑛で、写真のような「セブンスターの木」「ケンとメリーの木」「マイルドセブンの丘」などたばこのパッケージ写真やTVのCMに使われた撮影場所があちこちに点在するのである。
既に8年経過するも、その姿はそのままであった。
入り組んだ農道で、アップダウンありで、中々判りづらい所であるが、そんな背景もあって、観光拠点の一つでボランテイアが一人、地図をかざし道案内していた。
セブンスターの木、マイルドセブンの丘と言い、愛煙家にとって、喫煙場所も狭まれる昨今、此処は愛煙家の聖地でもある。(勝手にきめてしまった)
その風景画のような絵姿を眺め、感慨深げに、煙を吹き嗜んでいた。
東京へ帰ってきて、早いもので、もう1カ月、本格的な秋を迎え、まさに秋の日もつるべ落とし。現地ではそろそろ厳しい冬支度なんであろうか・・・。
その姿は此処でアップしてます。

美瑛・富良野

久しぶりに横浜へ

2007-10-13 18:23:00 | 家族の絆

あんな嫌がっていた幼稚園が、今や大事なフィールドに変わり、幼稚園バスに迎えられ毎日楽しく通っているようである。その様子を許しを頂き、幼稚園での体操教室を参観させて貰った。体育館の2階の観覧場所から、そろいの体育着と紅白の帽子かぶったちびさん(年少組)が輪飛びから跳び箱など元気良く、走り、飛ぶ姿を高いところから見ることができた。
予め、ジジババが行くよと言って居たので、我々が行ったのが直ぐ判り、下から見上げる様にしながら手を振ってこちらにサインを送っている余裕振りに、ホットした。
次から次へとやってくる保護者は若いママさんばかり、ご自慢のご令嬢、ご令息の姿に手を振っているが、そんな中でちびさん達は晴れ舞台に多少、観客を意識しながらも、次々にハードルを越え、頼もしい姿に、改めてその成長ぶりに驚かされる。
そのちびさんを幼稚園でピックアップ、折角来たので、そのまま車で2、30分の港横浜に行ってみた。
所が朝早くからのお出迎え、幼稚園での行事ラッシュに、そのエネルギーも燃焼尽きたのか、流石に動きも鈍く、幼稚園で先刻までキラキラ輝いていたのとは全く別人間のように電池切れの状態になってしまった。

赤煉瓦当たりを歩いたていたが 秋の日は短く、ご覧の観覧車もネオンに輝くように周囲はいち早く暗くなってきた。
何とかこの鮮やかな明かりの色に、だましだまし、繋いでいたが、足どりも怪しく、もう歩くのも限界、抱っこしてやったが、体から伝わる温かさと、疲れに直ぐに眠りについてしまった。
重い、重い、既に14、5㎏のこの重さにこの子の発育振りと、スヤスヤと気持ちよく寝る未だ残される幼さが、抱いた胸に直に伝わってきた。

秋、まっしぐら

2007-10-01 12:16:00 | 北海道旅行

つい10日前行った大雪山系旭岳、紅葉時期を迎え、山腹でナナカマド、ダケカンパが赤、黄色に色づき、紅葉最前線をたっぷり見てきた。
一方、先日の東京はは30℃を越える猛烈の暑さがあったと思えば、昨日は最高気温も20℃を割る寒さであった。寒冷地仕様の作りの輩にとっては暑さより寒いことは結構なことであるが、1日で10数度以上の温度急変は異常と言う他ない。
こんな寒さの到来は旭岳でも29日に初冠雪があったようで列島全体が急ぎ足で季節の変化を迎えているようである。
広大な規模の花畑と360度開いた眺望を楽しんだ周回コースが雪つもり、吹き溜まりの場所によっては膝を没する程の所もあり、人気の無くなった小屋後にはユキウサギやキタキツネの足跡がついているようで、現地では一足早い冬モードを迎えているようである。
それにしても、北の屋根の秋は短く、そんな僅かな季節の特定スポットに霧もなく、紅葉を見られたのは幸運と言わざるを得ない。
北海道のほぼ中心に位置し、2290mの旭岳を最高峰を中心に連なる山々は大雪山と総称されているが、その山地の広さは日本一と言われ、山頂から広がる、その壮大さは感動ものであった。
その生の姿の温もりが消えない内にアップしてみた。

旭岳



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