春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

近くの山道も大雨で益水

2021-08-22 20:14:00 | 天災襲う
我が家の北側一帯は多摩丘陵に取り囲まれ、その丘陵下の住宅地に位置する。



その丘陵がJR中央線の専用軌道に繋がり、住宅地を囲むように壁となっており道が塞がれる。
このため、車の通過が出来ず、迂回するのみで車両が自然と少ない。
崖沿いに自然湧き水が溢れ水路になり、自然の森を形成し、子供たちの格好の水場になっている。
写真で見る住宅地の正面が鬱蒼とした木立に包まれ、道路の先の石垣沿いに導水路が形成され全体が自然の森となっている。


丘陵を境に丘陵の上側は多摩平住宅地に通じる
更に多摩地域と都心を繋ぐ輸送路となり片側2車線の喧騒の渦にある日野バイパスに繋がる。
八王子、日野へ行くのも、バスが走るため、どうしても多摩平側がらの足掛かりになる。
多摩平の森の一画にショッピングモールイオンが誕生し、買い物の拠点にもなっている。
多摩平に行くには崖沿いを西に遠回りするか、一気に山越えが早くて近い、ので山登りがどうして必須になってくる。

◇山道は
自然の山道、見えない路面に思わぬ切り株、段差の激しい階段、足腰の筋肉劣化ともあって危険が一杯である。
切り株が切り落としの材木が横に並べられ急な勾配の階段となっているので、掴まるところなく、自然と身を庇ってしまう。
ちょっとよろめいても、直ぐにバランスを取り戻せたが、今やそんな余裕もなく、つまずき倒れることも。




鬱蒼とした雑草が道を覆い、蚊が格好な好物を前に待ってましたとばかり襲撃してくる。
そんな山道も生活道路として使わざるを得ない

◇山の登り口で思わぬ益水で立ちふさがる
舗装道路から導水路を跨ぐと、自然の山道に入る。
しかし、ここ数日の大雨で山から湧き出た水の量が半端でなく、排水溝を遥かに超えていた。
『うわ~凄い、水没し、通れない』

導水路に木橋が掛けられ、舗装道路側にコンクリート片が置きならべてあるが、その周辺は完全に水没している。

石畳の上にに辿り着ければ、山側に入れるが、それまではこの水溜まりをじゃぶじゃぶ歩かなければならない。

おっかなびっくり,浸水した水面の中を飛び跳ね何とか石畳に辿りつき、渡り切った。


◇地球温暖化の影響で身近な所まで益水
これも地球温暖化の影響で連日激しい降雨が続いた。
あれから時間が経っているが、降雨で地下に浸水し山を潜る水の流れは時間がかかるが、未だに押し出され、身近な所まで益水が溢れているのである。
地球上の大きな変化をこの湧き水が語っている。


洪水警報発令

2021-08-17 20:57:00 | 天災襲う
連日襲う大雨は留まる事知らず降り続ける。
市内に一時洪水警報まで出たが何とか解除された。
つい、この間までは連日の35度を超える猛暑に、直ぐ隣の八王子では39度を記録し、焼けつくような暑さは居たたまれなかった。
それが一転してこれが冷気を伴い、上空は雲に覆われ、お天道様の姿が見えなくなり、梅雨を思わす降雨が連日続いている。
これは列島を覆う前線が本州付近に停滞し、前線に向かって水蒸気を大量に含んだ暖かく湿った空気が流れ込んでいる。
九州北部、中国地方では記録的な大雨となっている。、
日野市は警戒レベル4相当。降り続く大雨のため、土砂災害警戒区域等では命に危険が及ぶ土砂
災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況と発表された。
その降り方も、半端でなく、夜来の雨は正にバケツをひっくり返す様な雨音が止むことなく、只事ならぬ状況が、家の中にも伝わってくる。
その雨も、切れ目なく続いたが、ピークをやや超えた時期に、気になる浅川周辺状況を見てきた。

浅川を横断する一番橋の橋上から、上流で周辺を激しく削り落とした跡が泥水となって、満々と川面を覆ている。
川面より一段高い、緑に覆われる川緣がしっかり、守っている。

川岸に沿って走る専用道を上流に向かう。護岸の見通しの効いた位置に川面の自然の風情を楽しめる道で、何時も散策で賑わう道であるが、この天候の最中、全く人の姿が見えない。


満々と満ち溢れた川面が、緩やかに蛇行している。膨らむ川の中央部に上流から運ばれた土砂が堆積され、僅かな陸地となり『中州』となっている。川面から浮島のように草が生え、存在感を示している。
上空は厚い雲と霧に覆われ、現在の天候を象徴するように周辺の建物含め、霞が掛かっている。


静寂な川筋にゴーと響き渡る音が静寂を破り耳から存在感を伝えて居る。コンクリートの堰があり、その石畳の段差から生まれる音が響き渡り、殆ど動きのない世界に、異色を放っている。

川面の水位低下は護岸や橋梁の基礎部分等の河川管理施設にダメージを与え、水面維持が大事な役割を果たしている。
更に水位の低下は各種の用水が取水困難になり、河口部では塩害が発生し、水面維持は利水障害など抑止効果にも繋がっている。
一方では水の勢いを抑えて水質を浄化するなど、自然環境の維持から川岸の草とも併せ水質浄化に繋がり、魚類やそれを捕食する、鳥類の住み処になる

河川管理施設に取水ゲートがあり、取水ゲートに水面計のゲージがあり、水面を監視している。今回のような天候異常での降水量増加からの危急時はゲートの開閉が大事な役割を担っている。


平山橋は橋桁に流れ込んだ雨水がどんどん増え水深が高くなり、水流も益々早くなっている。

2019年の台風で日野橋は支えていた橋桁が、基礎部分をも根こそぎ、はがし地底で擦れてしまい、橋上の路面が損壊し通行禁止になってしまい、復旧に1年以上かかってしまった。
事故が生まれた日野橋は広い川幅も橋下の水路が狭く、その分、流速が早く、橋桁をも動かしててしまった。
ここ平山橋では水路が広く、ゆったり流れている様子が伺えるが、何れにしても、この降雨に関係先の神経を使う場所の一つと思える。

浅川を一番橋から平山橋まで、川筋を歩いてみた。
異常な降水で一早く、影響されるのは周辺から流れ込むこうした河川で、各地で洪水や周辺の土砂崩落事故があちこちで生まれている。
大きな川幅に広がる様にゆったり流れる姿に、どうやら危険領域に陥ることはなさそうと、感じさせられた。


その川筋の一角の淀に、餌を求め、群れなす、さぎの白い鳥がこの大雨の中、普段と同じように餌を求め戯れしっかり、生活する姿が、特に際立って見えた。


からすの死体も驚かず

2021-08-10 15:56:00 | 事件だ~!!
台風9号は日本海側を抜けて行ったが、関東地方は物凄い風が吹き荒れ、家の周りは置物が飛ばされるなど風で、吹き荒れた。
こんな風の最中、最早何にもないだろうと思いつつ、ブドウ棚が気になった。
ブドウ棚にはブドウ刈り込みの後、僅かに袋は残しておいた。
こんな荒れた天候の最中、殆ど空と判っていながら僅かな実を求め敵は執拗に攻撃の手を緩めなかった。
袋は完全に食いちぎられ無残にその姿を晒していた。

敗れた袋から僅かな房の部分から、骨部分しか残っていなかった。
棚下の地面には無数の食い散らかした皮が散乱し、中身は綺麗に食べつくしている。

DIYの専用コーナで鳥対策で目についた対策品の一つ、疑似死体での威嚇を期待し、購入した。
風船で造られたからすの疑似死体で棚に、ぶら下げて置いておいたが、折からの強風で吹き飛ばされそうであった。

揺らぐ姿が所詮風船であることが、察知したのか敵に恐怖心を与えるほどの効果は全く感じられなかった。
強風も吹き止み、残された微風に変わったが、虚しく風に揺られ、空間に泳ぐ姿が、哀れであった。

『何で、こんなものに、騙されるかい』と鳥に嘲笑されたようで、子供騙しのおもちゃ風船に過ぎなかった。

『あ~あ~ 溜息交じりに、やっぱりこれもダメかと・・・。』呟く、ばかりで前へ進なかった。
棚の上から防鳥ネットが、下から入り込みだめ。ならばと棚の下側から防鳥ネットを張ったが、メッシュが荒く、隙間狙いでやられた。ならば今回の疑似品、光もので威嚇も全く効き目がなかった。
文明の利器であるインターネットを通じて求め、天敵の鳥対策にあらゆる策を凝らしても、無為に終わってしまう現実に、壁の厚さを感じる。

久し振りに朝の散策で気になる近隣のプロ農園でその様子を見てきた。防禦ネットはあるが、隙間だらけの防鳥対策で、我が家のような防禦対策を見られない。
収穫時期を迎え、袋の外側から、芳醇で豊かに生育する姿が、大変羨ましかった。

対照的に格好の攻撃目標とされ、はてさて我が家は何故狙われるのか、不思議でならない。
『畜生、鳥ごときに、負けてたまるかい』と想えども、一度、味を占めた奴らには敵わなかった。

完熟を前にブドウが襲撃

2021-08-06 20:52:00 | 事件だ~!!
春ごろから、綿密な病気対策に順調な成長。
その象徴が綺麗な葉っぱで、殆ど枯れず、大きく育っていた。
肝心のブドウも順調に逞しく育っていた。

今年はブドウ棚に行き、逞しい成長ぶりを確かめるのが楽しみだった。

☆ある日、突然襲撃される
所がその成育を虎視眈々と狙っていたカラス(多分)にやられた。
その襲撃跡に慌ててネット張った。
これで一段落と思ったが、棚の下側から執拗な攻撃を前に残骸が多数落ちていた。
身は完全に食いつくし、皮だけが多数、散乱し、その姿が衝撃的であった。


☆防御対策
ブドウ棚の下側から、新たなネットを購入し、下側から覆うように囲まう。
これで進入路は完全に塞ぐ。
更に光物に反応する『いやがらす 煌めき』と言われるスプリングシの光物やカラスの疑似死骸をぶら下げた。
これで完璧の対策と思われた。

金属のリンクが光り、敵を嫌がらす

☆その対策結果
しかし、隙間狙いの執拗な攻撃は止むこともなかった。
ネットで覆い、仕掛けも備えたが、食い荒らした残骸が散乱していた。
あれこれと対策したが、最早、攻撃の手を止めることが出来なった。

近所周辺には小規模のブドウ棚があるが、殆ど無防備であるがそのまま育っている。
防備に固めた我が家が狙われ、何で狙い撃ちするのか

☆泣く泣く刈り落とす
一度味をしめた食感に、攻撃の手を緩めることなく、次々に襲撃する。
最早、防禦策なしと、未成熟のブドウを含め、泣く泣く狩り取った。
未だ成熟過程で青色の未成熟品が多数の残される。



後1か月も待てば、完熟したブドウの収穫が約束されるが、空からの敵機に最早万策尽きた。
『悔しい~~~』
プロの農園もネット上で、その被害が散見される。
素人でも大変衝撃的な事件である。


ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/