何時も人波が絶えない花の都、銀座に来てしまった。
銀座のヤマハホールで、生徒さん先生が集まり、日頃の練習結果から熟成された作品の発表会である。
早速会場に入り、出演者とその家族で一杯である。
かりん姫はピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、ポップバージョン。クラッシックの有名な曲の一つと言われているが素人には題名と曲が中々結びつかない。しかし、流されるメロデーに聞き覚えのある曲であった。
演奏者は、おおよそ年齢順で順番から始まっている。ペタルに足がかからない幼児の演奏はがかりん姫は4番目でポップにアレンジされているとはいえ、ハードルの高いクラッシックに、大丈夫かなあ~っと思ったが、余計な危惧で、しっかり演奏している。
演奏曲に合わせ、体全体で強弱をつける仕種は何年も舞台演奏しているかのように、一端の演奏者気取りであった。
ホールの観覧席に埋まる多くの関係者を前に一緒に演奏していたママ以上に、落ち着きはらっていた。
当日は母娘の個別出演。
カリン姫のママはも最後の方の出番で中高校生の見事な演奏が続いただけに、それなりのプレッシャーがあったようだが、リズムカルな「星影のステラ」を演奏し、頑張った結果が拍手に繋がっている。
真っ黒な衣装で身を固めた、魔女姿でOver the Reinbowが見事なハーモニーが会場に響きわたる。
中学生高学年が結構多いが、受験、塾、吹奏楽の部活など多忙な傍ら、プレッシャーを感じつつ、エレクトーン練習が続けられるのも凄いなあ~
トランペット、ベース、ドラムなどなどフルバンドの演奏が、手足を自由に使い分け一人で演じられる、不思議さがエレクトーンの最大の魅力なのであろう。
どれも、良かった。馴染みの関係から、こんな曲も印象的であった。
美しいロマンチックな夢を載せる東京デズニーランドのテーマ曲。
「チュニジアの夜」は複数のボンゴ、ドラムの響きに併せてメロデーダイナミックに、格好良い、中学生とは思えない。
「情熱大陸」はバイリオリンに併せて、ラテンリズムにのってオープニングテーマ曲
「江~姫たちの戦国」大河ドラマのオープニングがジーンと浮かんでくる。
去年も「坂の上の雲」情景描写を背景に練りに練ったメロデーが再び、音楽に載せられ蘇ってくる。
今年も次々と繰り出さされる見事な演奏に聞き入りあっと言う間の約2時間であった。
帰りに近くのライオンホールで一杯、飲んだ後、それぞれ新橋方面と有楽町方面とカリン家族と別れて、帰宅。
今度は横浜の家で、じっくり聞かせて、もらおうかな