春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

ようやく帰国

2007-05-18 01:37:04 | 韓国旅行

成田~仁川僅か2時間数十分のフライトなのに、行きは朝の4時半出発、帰りは御前様、とにかく成田経由は遠く、移動で疲れがの重くのしかかる。
本日、未明に我が家に帰還したが、旅装を解いて片づけなどしていたら、就寝も遅くなり、なんだかんだでパソコンに向き合う時間が遅くなってしまった。
僅か4日間の旅であるが、旅行会社で組まれて居るツアーは世界遺産水原行きの僅か1日だけ、残りの3日間は己で組まなければならない。
観光会社にお任せで身を預けてしまうのも、面倒くさくなく、良いが、多少のリスク承知で、己の行きたい所を駆け回るのも、面白い。
そんな事で直接現地観光業者に頼んだ、北と向き合う最前線の緊張の板門店や、チャングムでも見た韓国の歴史遺産を地図を頼りに心細くもソウルの街中を徘徊し、その文化遺産を見る事も出来た。
しかし、過去に何回か足を運んだソウルであるが、そんな物は殆ど役立たず、街中は予想以上に一変していた。
ソウルは世界一の人口密集地とあってか、車も猛烈に多い。
東西南北に走りめく要路が広大な道幅を持ち車優先に道が作られ、横断歩道が少なく、その分、一々地下道に潜らなければならない。その地下道も中々判り憎く、地下に潜ると、方向音痴も遺憾なく発揮し、迷走することしばしばであった。
僅かな横断歩道も長い道幅に渡り切る前に青信号が点滅はじめ、僅かな歩行時間をダッシュで渡らないと渡り切れず、猛烈な勢いで車が殺到してくる危険な横断である。
国自体が猛烈な勢いで、伸張しているが、そんなアタフタした姿が道にも、車運転にも現れている様で、のんびり田舎に引っ込む輩には驚天動地の世界であった。
写真はメイン道路から一歩入ると屋台で焼酎を一杯引っかけ、トッポッキはじめ、色々なメニュウで気取らないソウルッ子で賑わいを見せている。
怒派手なネオンに囲まれ、既に22時を廻っても人通りは賑やか、この多少臭い匂いとドロドロとした裏道にようやっと懐かしい昔が、蘇ってきた。
撮りまくった写真が600枚。少しずつ整理しながら旅記録を纏め、振り返って見ようかと、膨大な写真を前に、只只呆然とするばかりであるが・・・。

再びソウルへ

2007-05-11 12:16:32 | 韓国旅行

昨年に続いて、再び、チャングムを生んだ韓国へ
昨年はチエジュウ島でたっぷり観光島を隈なく廻ったが今度は首都ソウルへ行く事にした。
仕事では何度も行ったが、ビジネスであったので、オフイス街をウロウロしただけで、廻りを見る余裕もなく、特別な記憶は余り蘇らない。
日本統治時代の象徴でもあったソウル駅舎も、彼らには忌まわしい歴史事実として、なくなってしまい、近代的な建物に変わってしまったようである。
事程左様に街並みも随分変わってしまったのであろうなあ~
改めて何故、その人ごみのソウルヘ行くのであろうか?自問自答してみる
一つには夢中にさせてくれた、16世紀初頭の朝鮮王朝時代を舞台に、実在の医女チャングム(長今)をモデルにして描かれた韓国の時代劇でもありそのチャングム役でもあった、イヨンエが招いているのでは無かろうか。
韓国では最高視聴率57%を記録し、香港や台湾でも爆発的な人気を呼び、物語も素晴らしいが、余り触れることのない歴史、文化が凄く新鮮に響くものがあった。
もう一つはなんと言っても在職中に夢中に跳び回ったフィールドだけに、その汚れた空気を仕事から離れて改めて体感したかった。
お気軽にツアー申し込んだが、ツアーと言っても、拘束されるのは1日だけの水原行きだけであり、後は自由である。
板門店行きは現地旅行社に直接予約した。
しかし、それ以外は、単独に動くには何となく心細い。
かなり綱渡りであるがハムの世界で偶然に知り合ったReeさんと、無線の世界で何とか連絡取れ、仕事の合間を縫ってソウルで落ち合う約束ができた。
お互い顔も知れず、対話の世界だけであるが、見ず知らずのじいさんのお願いを 快く引き受けてくれた。
どんなソウル劇場が生れるか、スリルに満ちた旅であるが、今から楽しみである。
「ヨボセオ Reeさん イスムニカ?」
頼りないハングルマル(韓国語)、縁もないのでさび付き、もう忘れてしまった。
蘇らすには時間が経ちすぎた、最早体当たりで、行くしかない

チャングムに魅せられて

2006-05-09 11:05:14 | 韓国旅行

今から500年前の朝鮮王朝時代に活躍した ある女性のサクセス・ストーリーである。
この地に実在した一人の女性の栄辱の世界と波乱万丈の人生の軌跡をたどっていく、韓国版大河ドラマが国営放送の地上波に流され、普段余りTVを見ない人間が何時しか流行に嵌まってしまった。
そのヒロインでチャングムを演じるイ・ヨンエが来日し、スタジオパークで出演し、フアンの前にその素敵な生の姿を披露した。
特別にホールを使い、抽選で選ばれた方のみが入れると言う、物凄い人気ぶりで、視聴率50%越えた韓国国内はもとより台湾、中国でも人気を博す、国際的な看板スターであった。
チマチョゴリに身を包み、フアンの一人々々に手をふり、挨拶する姿に、何か吉永小百合が登場した当時の品格と可憐さが、ダブル様に目に映った。
大のプロレスフアンで小さい時にあの、人気レスラー大木金太郎の得意技である頭突きをやり、額が広くなった?とか、そのお茶目振りがとても親近感がある。
放映中のドラマが丁度、チャングムをわが子のように可愛がるチャングムの料理師匠ハンサングンが陰謀にはまり死に追いやられる、ところであった。
その囚われの身としてハンサングンを背負いチャングムが遠島でchejuに流され港まで、山野を歩む中で、背負られたハンサングンが息を引き取るシーンは重々しく、思わず目頭が熱くなってしまう所である。
夕日に輝くススキに囲まれる中を一行が歩む場面であったがその舞台となる牧歌な風景がとても印象的であった。
そのロケ地が先日行ったchejuの民族村とも重なり、その情景を思い出しなが、朝鮮王朝時代の異国文化に触れ合いドラマの推移を楽しみにしている。

韓国の高校生の姿に

2006-04-30 11:02:21 | 韓国旅行

chejuで周遊する観光コースは定番のため、何処の観光拠点も大型バスを何台かで連ねる高校生の大集団にかち合った。
Satthi-kojiの海岸で二人の高校生と「アンニョンハシムニカ」と声掛け合う。
ご覧のように濃い茶系の制服姿に身を固め、二人とも長い黒髪、眼鏡は清楚で品格を漂わす感じのお嬢さんたちであった。スカート丈も程よく長く、膝を包む姿は一層、慎ましい姿がとても新鮮に目に映った。
中学を出て高校を向かうが、日本と同様に学校も濫立して、競い合い、上下の世界が鮮烈に色分けされるようである。
そんな社会環境に両親も子供達をどんどん追い立て、戦い抜かせ、将来の社会基盤のより高い位置に求めているようである。勝ち組、負け組の色分けを寄り鮮明にしているのは何処かの国と似ている。
はてさて、この、お二人も、その渦中にある戦士なのかもしれない。
まあ、それはさておき、昨今の茶髪にマスカラー、メタメタに塗りまくる厚化粧、パンツも見えそうなミニスカ姿の女子高校生の氾濫に多少なりとも不快感を持っている。
それが総てとは思いたくないが、刺激的姿が日常氾濫する姿を見るおじさんに取って、あの清楚な姿はとても印象的であった。
当地に来て、普段着の高校生の姿を見て改めて、日本が失ったものを見る様であった。
自由のはき違い、何でもあり~の日本と、目上を尊重し、ある規範を持つ儒教の世界。そんな基盤の差がこんなところにも在る様に思える。

手短になった本の講読

2006-04-22 12:24:51 | 韓国旅行

あんまり本は読むほうではないが、必要な時は図書館で拾い読みする。でも、加齢と共に記事は直ぐ忘れるので、記憶に留めたいものはコピーして、必要な時にその記事が何時でも引き出せるようにしている。
先日のcheju島の旅行で現地ガイドのmoonさんが司馬遼太郎の「眈羅(たんら)紀行」を読んでおり、その紹介があった。勉強熱心のmoonさんの努力に頭がさがるが、司馬作品が海を越えて、深い浸透力を持っている事実に驚いてしまう。司馬が同地に訪れ、眈羅王国の伝説やら、島にかかわる歴史が紀行文の中に紹介されている。
街道を行くシリーズは持っているが眈羅の話は抜けていた。moonさんの話で触発され、旅の温もりが抜けないうちに急に読みたくなった。
でも、ローカルに本屋は少なく、直ぐに手元にとなると、電車で乗って大きな書店まで、足を運ぶ必要がある。
そこで、物は試しと検索で捜してみると、直ぐに見つかる。
本代とは別に郵送料が300円必要となるが、ためらわず、画面のインフォメーションに基づき、クレジット引き落としで購入の申込みを行う。直後に受け付けた旨と購入内容の確認のメールが入る。
在庫の確認をして、当日発送したメールが入る。
僅かな手続きであったが、手続きを済ました、翌日、我が家の郵便ポストには何時の間にか、入っていた。
「う~ん実に早い」電車賃と其処まで行く手間時間を考えると、手数料はまあ安い。早急で気短な人間には便利なサービス。物流を含めた世の中の進みを改めて感じ入った。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/