575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

句会近づく  遅足

2007年06月13日 | Weblog
20日(水)が句会です。
今回の題詠は「泉」。
漢和辞典によりますと、泉という字は、
岩石の間から水がしたたり落ちる様子を
かたどったものだそうです。
地中から湧き出る「いずみ」。
夏にふさわしい季語です。

  二人してしずかに泉にごしけり   川崎展宏

  泉ほどさみしきものは知らざりき  夏井いつき

2つ目の句は、泉下=地の下。転じてあの世。
というイメージが背景にありそうです。

    

よく似た季語に「清水」があります。
山清水・岩清水・苔清水・・・

 岩清水ことばあふるるごとくなり  原裕

ことばが溢れてくれると良いのですが・・・
締め切りは18日(月)一杯です。

   


写真は名古屋市のマンホールの蓋です。
あめんぼう。
でも、どこか変じゃないでしょうか?

コメント (1)
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