志考さん(桜井恵志さん)が一昨日、亡くなられました。
575の会は、志考さん、朱露さん、遅足と3人で
あるテレビ番組を制作したことがキッカケとなってスタートした会。
3年ほど前から体調を崩されて入院生活を送ってみえました。
俳句歴は、数十年と聞いています。
志考さんは、奥さんの病気をきっかけにキリスト教に入信。
通夜にあたる前夜式では、参列者の方が、志考さんの句を紹介されました。
背負い水未だあるらし春に遇う 春
後戻りできぬ哀しみ蝸牛 夏
背負い水とは、人が一生に飲む水のことで、
生れて来る時に、背負ってくるされ、
飲み尽くせば命が終ると、言われているそうです。
これは安田屋発・晩餐句集2のなかの句です。
この他の、戦争・秋・冬のなかから一句づつ選んでみました。
日の丸の赤は血の色敗戦忌 (戦争)
ちちろ棲むわが心室の鳴動す 秋
凍て蝶や瞬きの間にふっと消ゆ 冬
つつしんで、ご冥福をお祈りします。 遅足
575の会は、志考さん、朱露さん、遅足と3人で
あるテレビ番組を制作したことがキッカケとなってスタートした会。
3年ほど前から体調を崩されて入院生活を送ってみえました。
俳句歴は、数十年と聞いています。
志考さんは、奥さんの病気をきっかけにキリスト教に入信。
通夜にあたる前夜式では、参列者の方が、志考さんの句を紹介されました。
背負い水未だあるらし春に遇う 春
後戻りできぬ哀しみ蝸牛 夏
背負い水とは、人が一生に飲む水のことで、
生れて来る時に、背負ってくるされ、
飲み尽くせば命が終ると、言われているそうです。
これは安田屋発・晩餐句集2のなかの句です。
この他の、戦争・秋・冬のなかから一句づつ選んでみました。
日の丸の赤は血の色敗戦忌 (戦争)
ちちろ棲むわが心室の鳴動す 秋
凍て蝶や瞬きの間にふっと消ゆ 冬
つつしんで、ご冥福をお祈りします。 遅足