575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

あふひってなんだ   鳥野

2009年02月24日 | Weblog
学年末が近づくと、一瞬よぎるささいな思い出、・・・「あふひ」。

ワタシは小学校の6年間を東区の葵小学校で過ごしました。

徳川大名家の下屋敷の跡とかで、校庭の大松がシンボル。
今思えば教育には、かなり熱心で先進的。先生たちにも恵まれていました。

ワタシの在学中は、なかでも綴り方がかなり重視されていたようです。
コンクールのようなものもあり、選ばれた作品は、学年末に学校通信の小冊子に載せられて、配られます。

その冊子が「あふひ」。親に渡しても、当時の親は家事や勤めに大忙し。いつ読んでくれたやら。
あふひはあふひのまま、毎年が過ぎて行きました。

これが葵の旧かな表記と気づいたのは、ずいぶん後の事。

そういえば、ワタシはいまでも旧仮名遣いは苦手。あふひの亡霊を引きずっています。




コメント (1)
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