民放OBでつくっている「塔句会」
私も参加しています。575の会とはまた違った感じです。
自由題 (作 者) 選 者
牡丹の蘂藁囲ひはみ出せり(松ヶ崎)
貸し借りの貼紙増やす君子蘭(寺井) 中野 松田
水ぬるみ米とぐ指がしなやかに(荒川) 石田 清水 中野
美濃札所半世紀目に開帳す(角谷)
「まあだだよ」答ふる声の浅き春(江本) 荒川 石田 中野 角谷
香しき宇治の仮橋春立ちぬ(石田) 荒川 小泉
はじまりは男富士なり雪解川(寺井) 松田
小半刻土に膝つき菊根分け(松ヶ崎) 江本 清水 寺井 大橋
蝋梅やみなうつむきて乱れけり(竹内) 松田
寄せられて空手の雛三千体(大橋) 松ヶ崎 小泉 松田
中国語ぽんぽん弾け伊勢参り(石田) 荒川 寺井 大橋
冴え返る咳また咳のご挨拶(中野) 松ヶ崎 石田
いっせいに空に声あげ犬ふぐり(大橋) 松ヶ崎 清水
盆梅や歴史をうとふかほりかな(竹内)
雪解水分水嶺を北南(江本) 寺井 松ヶ崎
下萌えに恵みの雨の深夜かな(寺井) 小泉 竹内
この春も片栗の花咲いている(荒川) 石田 寺井
如月や八十路の宴の銀の匙(小泉) 大橋
福寿草無数の空を持っている(松田) 江本 竹内 角谷
春雷や峠の彼方伊吹山(清水)
紅梅や鉄路とまりていきいきと(角谷)
生いたちのちがう姉弟や蕗の薹(松田)
妻をえて幾度春の通りける(松田) 石田 大橋
春となり首をすくめる新芽かな(荒川) 竹内 中野
梅割りに梅を浮かせる宵の膳(中野) 小泉 角谷
寒明の突風過ぎて鴉啼く(清水) 荒川 角谷
足ひれを翻へし海女消えにけり(石田) 松ヶ崎 荒川 松田
鍵穴を手さぐりしたる余寒かな(松ヶ崎) 江本 大橋
窓開けて鼻うごめかす夜の梅(中野)
残る雪この世の汚れ吸い尽くし(角谷) 清水
竜安寺道の緑も寒明ける(清水) 小泉 竹内
春寒や埴輪の眼がらんだう(江本) 寺井 中野 角谷
女人集ひ長谷寺和讃春を呼ぶ(大橋)
水仙や目覚めて咲ひて華やぐか(竹内)
片濡れの句碑の平仮名春時雨(小泉) 江本
餅花や古き町並み箱階段(小泉) 江本 清水 竹内
1人が3句を出句し、5句を選句しました。
※3月の句会も25日で、「東生涯学習センター1F第1集会室」です。
私も参加しています。575の会とはまた違った感じです。
自由題 (作 者) 選 者
牡丹の蘂藁囲ひはみ出せり(松ヶ崎)
貸し借りの貼紙増やす君子蘭(寺井) 中野 松田
水ぬるみ米とぐ指がしなやかに(荒川) 石田 清水 中野
美濃札所半世紀目に開帳す(角谷)
「まあだだよ」答ふる声の浅き春(江本) 荒川 石田 中野 角谷
香しき宇治の仮橋春立ちぬ(石田) 荒川 小泉
はじまりは男富士なり雪解川(寺井) 松田
小半刻土に膝つき菊根分け(松ヶ崎) 江本 清水 寺井 大橋
蝋梅やみなうつむきて乱れけり(竹内) 松田
寄せられて空手の雛三千体(大橋) 松ヶ崎 小泉 松田
中国語ぽんぽん弾け伊勢参り(石田) 荒川 寺井 大橋
冴え返る咳また咳のご挨拶(中野) 松ヶ崎 石田
いっせいに空に声あげ犬ふぐり(大橋) 松ヶ崎 清水
盆梅や歴史をうとふかほりかな(竹内)
雪解水分水嶺を北南(江本) 寺井 松ヶ崎
下萌えに恵みの雨の深夜かな(寺井) 小泉 竹内
この春も片栗の花咲いている(荒川) 石田 寺井
如月や八十路の宴の銀の匙(小泉) 大橋
福寿草無数の空を持っている(松田) 江本 竹内 角谷
春雷や峠の彼方伊吹山(清水)
紅梅や鉄路とまりていきいきと(角谷)
生いたちのちがう姉弟や蕗の薹(松田)
妻をえて幾度春の通りける(松田) 石田 大橋
春となり首をすくめる新芽かな(荒川) 竹内 中野
梅割りに梅を浮かせる宵の膳(中野) 小泉 角谷
寒明の突風過ぎて鴉啼く(清水) 荒川 角谷
足ひれを翻へし海女消えにけり(石田) 松ヶ崎 荒川 松田
鍵穴を手さぐりしたる余寒かな(松ヶ崎) 江本 大橋
窓開けて鼻うごめかす夜の梅(中野)
残る雪この世の汚れ吸い尽くし(角谷) 清水
竜安寺道の緑も寒明ける(清水) 小泉 竹内
春寒や埴輪の眼がらんだう(江本) 寺井 中野 角谷
女人集ひ長谷寺和讃春を呼ぶ(大橋)
水仙や目覚めて咲ひて華やぐか(竹内)
片濡れの句碑の平仮名春時雨(小泉) 江本
餅花や古き町並み箱階段(小泉) 江本 清水 竹内
1人が3句を出句し、5句を選句しました。
※3月の句会も25日で、「東生涯学習センター1F第1集会室」です。