雨模様の句会となりました。7人の出席。
題詠は、梨にまつわる、さまざまなシーンが詠まれており
楽しめる句会でした。
題詠「梨」
①梨むいて一人静かに愚痴こぼす(朱露)亜子・静荷・立雄
②シャリシャリと梨食む不協和音かな(値遇)能登・狗子・郁子
③点滴終え梨一切れの甘さかな(愚足)能登・結宇・晴代・亜子・麗子
④梨重し汝は猛暑にて肥りしか(静荷)値隅・遅足・朱露
⑤もぎ立てをサラダに添えて庭の梨(立雄)
⑥説教の僧の破顔や梨の皿(亜子)愚足・狗子・晴代・郁子
⑦梨をむくこの剥き方は父のもの(遅足)値遇・鳥野・狗子・結宇・晴代・郁子・立雄
⑧梨噛めば運動会の味がする(麗子)亜子
⑨梨の実の黒文字伝う甘露かな(結宇)愚足
⑩梨ひとつ貰ってスキップ帰り道(郁子)鳥野・麗子・朱露・静荷・立雄
⑪さくさくと梨食む妣の糸切歯(晴代)鳥野・遅足
⑫梨の実の食べきれぬままベッド脇(能登)愚足・結宇・麗子・朱露
⑬深層に秘密の如く梨の芯(狗子)値遇・能登・遅足・静荷
自由題
①目覚むれば今宵はフォルテ庭の虫(立雄)麗子・静荷
②音たてて木の実の睦み合う日かな(遅足)晴代・郁子・朱露
③虫の音の止みて明け待つ長さかな(愚足)能登・鳥野・狗子・晴代・亜子・立雄
④秋ともし素描の人の背中かな(値遇)愚足・鳥野・郁子・遅足
⑤寒狭川夢幻の下り簗(朱露)亜子
⑥手より手に鐘鳴らし継ぐ終戦忌(亜子)愚足・鳥野・結宇・立雄
⑦刺身用てふさんま美(は)し一尾買ふ(静荷)値遇・結宇
⑧君と聴く銀河をめぐる虫の声(郁子)能登・麗子・遅足・朱露
⑨新涼や刺つつみ込む水の玉(晴代)狗子・郁子・麗子
⑩何もかもぱさついたまま秋に入る(麗子)値遇・狗子・晴代・遅足・静荷・立雄
⑪推敲の文(フミ)塚埋む(ツカウム)と凌霄花(ノウゼンカ)(結宇)
⑫脳の中虫の音響くテント泊(能登)亜子
⑬品切れと百円ショップの秋扇(狗子)値遇・能登・愚足・結宇・朱露・静荷
次回は10月20日(水)午後6時 安田屋
題詠は「露」です。
題詠は、梨にまつわる、さまざまなシーンが詠まれており
楽しめる句会でした。
題詠「梨」
①梨むいて一人静かに愚痴こぼす(朱露)亜子・静荷・立雄
②シャリシャリと梨食む不協和音かな(値遇)能登・狗子・郁子
③点滴終え梨一切れの甘さかな(愚足)能登・結宇・晴代・亜子・麗子
④梨重し汝は猛暑にて肥りしか(静荷)値隅・遅足・朱露
⑤もぎ立てをサラダに添えて庭の梨(立雄)
⑥説教の僧の破顔や梨の皿(亜子)愚足・狗子・晴代・郁子
⑦梨をむくこの剥き方は父のもの(遅足)値遇・鳥野・狗子・結宇・晴代・郁子・立雄
⑧梨噛めば運動会の味がする(麗子)亜子
⑨梨の実の黒文字伝う甘露かな(結宇)愚足
⑩梨ひとつ貰ってスキップ帰り道(郁子)鳥野・麗子・朱露・静荷・立雄
⑪さくさくと梨食む妣の糸切歯(晴代)鳥野・遅足
⑫梨の実の食べきれぬままベッド脇(能登)愚足・結宇・麗子・朱露
⑬深層に秘密の如く梨の芯(狗子)値遇・能登・遅足・静荷
自由題
①目覚むれば今宵はフォルテ庭の虫(立雄)麗子・静荷
②音たてて木の実の睦み合う日かな(遅足)晴代・郁子・朱露
③虫の音の止みて明け待つ長さかな(愚足)能登・鳥野・狗子・晴代・亜子・立雄
④秋ともし素描の人の背中かな(値遇)愚足・鳥野・郁子・遅足
⑤寒狭川夢幻の下り簗(朱露)亜子
⑥手より手に鐘鳴らし継ぐ終戦忌(亜子)愚足・鳥野・結宇・立雄
⑦刺身用てふさんま美(は)し一尾買ふ(静荷)値遇・結宇
⑧君と聴く銀河をめぐる虫の声(郁子)能登・麗子・遅足・朱露
⑨新涼や刺つつみ込む水の玉(晴代)狗子・郁子・麗子
⑩何もかもぱさついたまま秋に入る(麗子)値遇・狗子・晴代・遅足・静荷・立雄
⑪推敲の文(フミ)塚埋む(ツカウム)と凌霄花(ノウゼンカ)(結宇)
⑫脳の中虫の音響くテント泊(能登)亜子
⑬品切れと百円ショップの秋扇(狗子)値遇・能登・愚足・結宇・朱露・静荷
次回は10月20日(水)午後6時 安田屋
題詠は「露」です。