575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

カラスウリの花  鳥野

2011年09月27日 | Weblog
百日紅も夾竹桃も花の終り。さすがの猛暑も去って、秋がきました。

強烈に個性をアピールしていた夏の花々の中で、忘れられないのは優雅なカラスウリの花。

念願の花を、さまざまの力添えを得て、見ることができました。

開花は夜、蔓性ゆえに樹の幹を攀じ登り、花の位置は高い。

大型の脚立を置き、蚊遣りを焚き、懐中電灯を掲げ・・・と
サポートする側は大変でした。

ついに見たのは期待に違わぬ、夢のような白花。
レース編みにたとえられている繊細さです。

夜行性の昆虫に花粉を媒介してもらうのが、目的で、夜に咲くとのこと。
暗がりに、よく似合う花、星もちらほら。

 ・ 糸口を引けばほろりと解(ほど)けそうカラスウリの花は星夜に相応う

                          鳥野
コメント
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