575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

重くなりふるえる相傘春の雪   能登

2013年03月09日 | Weblog
この春の雪はぼってりとした牡丹雪でしょうか。
相合傘で歩く二人。
次第に傘が重くなり・・・
遂に傘をもつ手が震えてきます。
この二人、一体、どんな関係なんでしょうね?

名古屋では黄砂が降り、春本番のような暖かさ。
それなのに北海道などでは吹雪。
北国の方々は、まだまだ雪に苦労されています。
外出時には十分気をつけて下さい。
                   遅足

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緊張の試験の朝に春の雪  すみ

2013年03月09日 | Weblog
入学試験の朝。雪が・・・・
足元に要注意。
雪は天からのメッセージです。
できれば応援のメッセージであってほしいもの。

このところの暖かさで、さくらんぼの花が開き始めました。
蜂などの昆虫が飛んでこないと、実が出来ません。
去年、梅の実がとても少なかったのは花の咲くのが早すぎたため。
今年もまた?と心配です・・・

               

ところで「俳句開眼100の名言」を読んでいたら、
助詞の「の」のチカラ、という項目がありました。

  湯ざましが出る元日の魔法瓶   池田澄子

大晦日に入れたお湯が、湯ざましになっていたという句。

  元日や湯ざましの出る魔法瓶

と比べると魔法瓶のニュアンスに違いがあります。
元日だけの特別な性格を与えられた魔法瓶のように感じられます。

                           遅足


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