575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

泡ひとつふたつ金魚のつぶやきぬ   亜子

2015年06月05日 | Weblog

話しかけの言葉、聞き取ることはできましたか、と鳥野さん。
金魚がしゃべるはずもないのですが、独り言は自分の事か、と結宇さん。

句会では、漫画の一齣を見るようです、という声も。
たしかに吹き出しのような泡。そこに言葉を入れてみたら・・・
どんな物語が生まれてくるでしょうか。

「夢」「恋」「訃の」

  ゆふぐれの金魚となりてつぶやける   軽部烏頭子

          

応答の一日一句

  風涼し大日如来に見詰められ   孝

  身の丈の草鞋吊され寺涼し    亜子

コメント
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