愛知県美術館で現在開催中の片岡球子展に行ってきました。生誕110年の記念の展覧会です。愛知県とも大変ゆかりのある日本画家、片岡球子。愛知県立芸術大学の先生でもありました。
展覧会は一言、「圧巻」でした。
歴史上の人物を独特の画風で描いた面構シリーズが有名ですが、私は火山シリーズが大好きです。
圧倒されたのは1964年にかかれた「山」(富士山)。259センチ×182センチの大作。
青や白、赤色でとらえた荒ぶる大胆な富士山。そのあふれるエネルギーは絵画とは思えないほどの力強さがあります。
その富士山を真ん中にして、噴煙をあげる赤い「浅間山」、緑が印象的な「伊豆風景」。美術館の壁一面をこの三枚の大作が展示されており、しばらく動けず見入ってしまいました。ぜひ、ご自身の目で見てそのパワーを感じて欲しいです。元気がでますよ!
火山のエネルギーはきっと片岡さんの中にも流れていたはず。100歳を超えても愛知県立芸術大学へご自宅の神奈川県藤沢から指導に通われたこと。死ぬまで勉強とおしゃっていたこと。下手でも毎日続けること。テーマを次々と追求されるその真摯な姿に頭が下がりました。丁寧なスケッチブックなど貴重な資料もたくさん展示されています。果てしない創作の魂。ライフワークをもつすばらしさ。色々感じられる展覧会です。
7月26日まで開催されていますのでぜひご覧下さいね。2008年に103歳で亡くなられた球子先生から喝を入れてもらえること間違いなしです。
梅雨晴れ間展覧会のエネルギー 麗
展覧会は一言、「圧巻」でした。
歴史上の人物を独特の画風で描いた面構シリーズが有名ですが、私は火山シリーズが大好きです。
圧倒されたのは1964年にかかれた「山」(富士山)。259センチ×182センチの大作。
青や白、赤色でとらえた荒ぶる大胆な富士山。そのあふれるエネルギーは絵画とは思えないほどの力強さがあります。
その富士山を真ん中にして、噴煙をあげる赤い「浅間山」、緑が印象的な「伊豆風景」。美術館の壁一面をこの三枚の大作が展示されており、しばらく動けず見入ってしまいました。ぜひ、ご自身の目で見てそのパワーを感じて欲しいです。元気がでますよ!
火山のエネルギーはきっと片岡さんの中にも流れていたはず。100歳を超えても愛知県立芸術大学へご自宅の神奈川県藤沢から指導に通われたこと。死ぬまで勉強とおしゃっていたこと。下手でも毎日続けること。テーマを次々と追求されるその真摯な姿に頭が下がりました。丁寧なスケッチブックなど貴重な資料もたくさん展示されています。果てしない創作の魂。ライフワークをもつすばらしさ。色々感じられる展覧会です。
7月26日まで開催されていますのでぜひご覧下さいね。2008年に103歳で亡くなられた球子先生から喝を入れてもらえること間違いなしです。
梅雨晴れ間展覧会のエネルギー 麗