575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

本名は「一つ葉たご」ですよ  鳥野

2015年06月16日 | Weblog

往年、名古屋の盛り場として、賑わった
弁天通り。今はその面影さえも、残って
はいません。
その代りのように、電柱は撤去、歩道は
拡幅されて、安心の街になりました。
いつの間にか、街路樹も植え変わり、今
の主役はナンジャモンジャ。初夏には白
い花が盛り上がるように咲いて、まるで
雪が積もったかの美しさ。樹形も整い、
葉の緑も濃い。

難点をいえば、後から後から散り続ける
針状の花。道沿いに住む人、マンション
の管理人さんたちのご苦労は大変なもの
です。

広く知られるのは山崎方代の・生まれは甲
州鴬宿峠に立っているなんじゃもんじゃの
股からですよ

の歌。本来の分類は「一つ葉タゴ」という
トネリコの仲間の木。ナンジャモンジャで
も、ヒトツバタゴでも無かった、と教えら
れたのは最近のことです。

 ・ 誰ぞ泣くやヒトツ葉タゴは針の花
              鳥野


 

コメント (1)
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