575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

船の着く日が月曜日島の秋   遅足

2015年11月16日 | Weblog
小笠原の父島に行ってきました。「飛鳥Ⅱ」の船の旅です。

小笠原には空港がありません。定期船が唯一の交通手段。
東京・竹芝桟橋を出港、25時間余りで父島に到着。
島で3泊4日。午後、父島を出港し東京に向かいます。
島のカレンダーは、この定期船の入港した日に始まるそうです。

都立高校の生徒たちに会いました。修学旅行だそうです。
東京都下なので、警視庁のパトカーがのんびりと走っています。
島の住民は2000人余り、病院はありません。
重症の場合は、岩国から自衛隊機が飛んできて病院に運んでくれるとか。

台風はそれほどく恐くはないそうです。大変なのは定期船の欠航。
お店の新鮮な食料品が、あっという間に消えると言います。

定期船が東京に向けて出港する時には、島の小舟が見送りに。
「行ってらっしゃい」と言って、海に飛び込む習わしだそうです。

写真は定期船「おがさわら丸」です。
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