575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

11月句会の最終結果です。   遅足

2015年11月20日 | Weblog
雨の句会となりました。8人の出席。ご覧の結果でした。

題詠「七五三」
①ハイチーズ一家総出の七五三(立雄)郁子
②「かわいいでなくかっこよい」七五三(佐保子)等・静荷
③晴れ着着てどんぐり拾う七五三(静荷)能登・狗子・晴代
④七五三泪目の子と目が合いぬ(遅足)能登・智恵・結宇・すみ
⑤軍服の坊や銃後の七五三(亜子)静荷・郁子・狗子・遅足・立雄
⑥七五三晴れ着の娘母らしく(等)佐保子・すみ・亜子・郁子・晴代・麗子・立雄
⑦ご機嫌にピントすばやく七五三(晴代)結宇・亜子
⑧参道を右に左に七五三(麗子)能登・結宇・佐保子・遅足
⑨爺婆は疲れ果てたり七五三(能登)智恵・すみ
⑩祓への子衣ずれ忙し(セワシ)七五三(結宇)静荷・亜子
⑪手に草履袴に靴の七五三(すみ)佐保子・麗子
⑫千歳飴引き摺り走り追う祖母の笑み(智恵)
⑬商魂は七五三よりハロウイン(狗子)等・遅足
⑭七五三七三分けの父誤算(郁子)智恵・等・狗子・晴代・麗子・立雄

自由題  
①囁ける「あすもよい日」と冬銀河(等)麗子
②夕暮の鍋ことことと冬に入る(晴代)結宇・静荷・狗子・立雄
③再会を祝う庭園初紅葉(麗子)郁子
④小春日や雲を眺めて雲になる(能登)等・佐保子・すみ・亜子・遅足
⑤熱燗の訛り(ナマリ)に任せ冷めゆきて(結宇)遅足
⑥追熟で女王の気品ラフランス(すみ)智恵・亜子・郁子・狗子
⑦さざんかのさきがけの白さきにけり(遅足)佐保子・麗子・立雄
⑧古嫁の墓のはなしや空高し(佐保子)結宇
⑨若き日の友また逝くや菊薫る(立雄)郁子・晴代
⑩秋暮れてそろりコアラの足の位置(亜子)能登・等・結宇・静荷・すみ・晴代・麗子・遅足
⑪食べる?植える?一個の百合根思案中(静荷)智恵
⑫施設へと言う側聞く側隙間風(智恵)能登・等・静荷・亜子・立雄
⑬就活の朝令暮改冬浅し(狗子)佐保子
⑭降り積もり木の葉吐息の層となる (郁子)能登・智恵・すみ・狗子・晴代

次回は12月16日(水)午後1時  東鮨
題詠は「牡蠣」です。どんな牡蠣料理が出来るのでしょうか?
楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする