575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

負われておいでおいでのすすきかな   すみ

2015年11月04日 | Weblog
すすきの穂の揺れは手招きしているように見えます、と郁子さん。
これは、頭に”背”が抜けてるのでしょうか?
このままで1音足りないようで・・・。
でも、雰囲気いいので、と結宇さん。

「負われて」は「おぶわれて」と読むそうです。
背負われた幼児が手にもった芒の穂を揺らしています。
それが「おいでおいで」をしているようです。
何を呼んでいるのでしょうね?

最近は赤ちゃんを前に抱えるお母さんばかり。
背負っている姿は見たことがありません。
昔の女性は子どもを背負って家事をしていました。
今は子供の数も少なく、家事労働が軽減された結果でしょうか。

            

応答の一日一句

  秋の夜妻つつましく誕生日   孝

  誕生日とて秋の夜の二人酒   亜子

コメント
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