明日は節分ですが、まだまだ寒い日がつづきますね。
さて、今年の初読みは、塩田武士の「罪の声」でした。
グリコ・森永事件を題材とし小説という形をとっていますが、当時の記憶が生々しく蘇る力作。私は実家が関西なのであの社長が解放された河川敷の倉庫や、かい陣21面相とのやりとりなどを一気に思い出しました。
当時私は、まだ大学生で事件の背景などもよくわからなかったのですが、不可解なまま時効を迎えたなんとなくすっきりしない事件でした。
あの事件で子供の声で録音した脅迫電話がありましたよね?
小説の中では、その声を録音したテープが、偶然父の遺品からみつかるというところから始まります。自分や父が事件に関係していたことを知り。。。
未解決事件の裏に隠されていたこととは?犯人はもうすでに亡くなっているかも知れませんが、その子供はまだ40代の男性として生きているのです。
久しぶりに一気読みをしました。読み終わって「うーん。」と、なんだかやるせない気持ちになりました。
フィクションという形ですが、作者が元新聞記者ということで、きっとこれに近い真実があるのかな?
寒い冬ごもりにはもってこいの一冊です。
さて、今年の初読みは、塩田武士の「罪の声」でした。
グリコ・森永事件を題材とし小説という形をとっていますが、当時の記憶が生々しく蘇る力作。私は実家が関西なのであの社長が解放された河川敷の倉庫や、かい陣21面相とのやりとりなどを一気に思い出しました。
当時私は、まだ大学生で事件の背景などもよくわからなかったのですが、不可解なまま時効を迎えたなんとなくすっきりしない事件でした。
あの事件で子供の声で録音した脅迫電話がありましたよね?
小説の中では、その声を録音したテープが、偶然父の遺品からみつかるというところから始まります。自分や父が事件に関係していたことを知り。。。
未解決事件の裏に隠されていたこととは?犯人はもうすでに亡くなっているかも知れませんが、その子供はまだ40代の男性として生きているのです。
久しぶりに一気読みをしました。読み終わって「うーん。」と、なんだかやるせない気持ちになりました。
フィクションという形ですが、作者が元新聞記者ということで、きっとこれに近い真実があるのかな?
寒い冬ごもりにはもってこいの一冊です。