独り居とは、ただひとりでいること。ひとりだけで暮らすこと。
連れ合いを亡くして、一人で暮らすようになった友。
これまでは何事も夫に相談してきましたが、今は独り。
自分の思いのままにコトを決めることが出来る。
寂しい一方、自由も味わっています、と話していたそうです。
それを「幸せを噛む」と表現した作者です。
『没イチ』という言葉があるとか。
妻や夫など、配偶者を亡くした人たちのことだそうです。
配偶者を亡くした人は、65歳以上だけで860万人以上。
かつては子ども世帯と暮らしている人が多くいましたが、
核家族化が進む中で独り暮らしも増えているとか。(遅足)
さくらんぼ独りぐらしの鬼喰ひす 品川鈴子
独り居に慣れて明るき花水木 広木婦美
独り居の夕暮れどきのヒヤシンス 吉田ひろし