575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

短冊の願いは銀河の向こうまで   麗

2018年07月05日 | Weblog
梅雨末期の大雨。各地で避難情報が出ています。
このあたりも一時停電しました。

あさっては七夕です。このお天気では天の川も臨めそうにありません。今年の7月7日は旧暦では5月24日。本来の七夕は8月17日だそうです。

「銀河」が秋の季語だと知りました。同じく「七夕」も秋の季語です。お盆過ぎの七夕ならうなずけますね。

この俳句は朝の連続ドラマ、「半分、青い。」を見て作りました。主人公のすずめちゃんが、「律がロボットを発明しますように」と願った短冊。
自分のことではなく友人の夢を願ってあげたその思い。銀河の彼方まで届く気がしました。

先日、あるところで七夕の短冊を書けるコーナーがあったので夫と二人で書きました。

私「大阪が一日早く復興しますように。」
夫「世界が平和になりますように。」

そういえば、私が小学生の頃、毎年この時期、祖父が庭にある笹を切って持って来てくれました。
折り紙で飾りをいっぱい作り、願い事も短冊に書き、こよりで結んだものでした。
それを七夕の翌日、川へ流しに行ってくれていました。あの頃はまだ川に流せていたのですね。
1900年生まれだった亡き祖父。
短冊を書けば優しかった祖父に願いが届くかな?

       七夕や色とりどりの願い事  麗
コメント (1)
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