575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

合宿所睡魔吹っ飛ぶ流れ星  すみ

2018年09月15日 | Weblog

学生時代でしょうか。合宿をして流れ星を待ちます。
あるいは合宿中に星空を見上げていたのかも・・・
昼間の疲れから、うとうと、と。
「あっ!流れ星!」という声に睡魔が吹っ飛びます。

合宿所/睡魔吹っ飛ぶ/流れ星
と、三段切れになっています。
上五は「合宿の」にして調べを整えたほうがいいでしょう。

静荷さんの句も、流星を待つ句です。

  闇に寝て流れ星待つキャンプかな

島々から徳十峠に向かう途中、テントを張った時のことを
思い出して、と千香子さん。

流星を待つことは、季語のなかにすでに含まれています。
どう待つのか?オリジネリティが求められます。(遅足)
コメント
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