575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

拘置所の開かずの窓や流れ星  亜子

2018年09月16日 | Weblog

誰にでも、どこにでも、願いをかなえてくれそうな流星、と千香子さん。
逃亡して、罪を重ねる人もあり、流れ星を拝み祈る人もあり、と智恵さん。

死刑判決を受けた受刑者でしょうか?無実を叫んでいる人でしょうか?
あるいは・・・。
拘置所の窓は視界も狭く、決して開くことはありません。
そんな窓から見える流れ星。どんな思いで見入ったのでしょう?

流星に拘置所を取り合わせたところが素晴らしいと思います。
「開かず」という言葉は変えて、別の表現を探してみたらどうでしょうか?(遅足)
コメント
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