かたつむりにも不要不急でない用事があるのでしょう。麗子さん。
本当にわざわざ車道を横切る何の用があるのでしょうか?聞いてみたい。すみさん、
有り得ない光景がはっきり目に浮かぶ、
かたつむりが活き活きしてる句だと思いました。竹葉さん。
車道と言われても、蝸牛には一体どこを進んでいるのか?分からない。
偶々、出遭った車に轢かれても運命と受け止めるのでしょう。
一心に急ぐのは、恋に落ちて周囲が見えないからでしょうか。
上五で「何用ぞ」と問いかける可笑しさ・・・。
モノサシが違う世界をしっらと詠うことの出来る年齢。
人生80年時代。そのゆとりの生んだ一句では? 遅足