575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

こんもりと毛布に潜む猫地雷  郁子

2021年12月02日 | Weblog

自由題でトップ賞に輝いた郁子さんの句。黒ネコを二匹飼っておられる郁子さんならではの実感あふれるかつ、意表をつく一句。「猫地雷」とは、またまた郁子マジックにやられてしまいました。毛布の下の猫ちゃんをふんじゃった時の後悔と、踏まれた猫の声まで聞こえそうです。

皆さんからのコメントです。

竹葉さん:「猫地雷」とはそんな言葉があるのか発明なのか、猫踏んじゃったらギァと泣くからなんだとよくよく考えて分かりました。

等さん:そこへ足を入れたらサア大変・・・「猫地雷」とは誰の”造語“でしょうか。面白いですね。

殿様:諧謔性あふれる句。下五がオチとなり川柳や落語に類似した面白味があります。

紅さん:思わずふっと笑ってしまいます。うちのペットも毛布がお気に入りです。

結宇さん:地雷をいうのも面白い。 猫は飼ってませんが、想像できます。 人が入ったら、邪魔するなとばかりにかみつかれそうな。

すみさん:何とも可愛らしい句。猫地雷とは面白い。

              ★★★

思わずクスっと笑ってしまう「猫地雷」という言葉。郁子さんのお宅にお電話すると猫ちゃんの声がよく聞こえて来ます。師走になって寒くなって猫は毛布で丸くなりますね♪どうか踏まれませんように。

郁子さんにはどんどん猫俳句を作っていただきたいです。麗子

 

 

 

コメント (1)
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