575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

七五三神社の前の大あくび  須美

2021年12月10日 | Weblog

一般には11月15日に行われる行事ですが、この頃はその前後1・2か月に参拝するかたが多いですね。

紅葉のシーズン、ニコニコ顔で家族写真を撮っているところに出くわすと、幸せのおすそわけを頂戴したようです。

 

皆さんからはこんなコメントが。

七五三のかわいらしい様子が目に浮かびます。朝から着物を着せられ疲れた幼子の大あくび:麗子

◎の句。子供の姿は詠まれていないけれど、退屈して来る様子が面白い一句。思えば七五三は大人の都合で行われる行事ですね:亜子

可愛らしく、ユーモアにあふれている:泉

“大あくび”がやっと終わった(お参りの後?)と緊張がとけた瞬間 とてもほほえましい:晴代

誰があくびをしているのかと想像していました。振り回されていたお母さんか、お祖母さんかなど、滑稽味も感じます:千香子

   

あるあるの光景、微笑ましくて私も真っ先にいただきました。

あまり豊かでなかった私の子ども時代、

幼馴染のお姉ちゃんの着物を借りてその友だちとふたり、近所の氏神様に参りました。お祓いをうけたり一連の行事はまったく覚えていません。おすまし顔の友の横で、私は足を肩幅に開き、後ろで手を組みボーっとしているという写真が一枚だけ残りました。

最近はプロの写真やさんが上手に撮ってくださいます。

我が家の三姉妹にせめて写真くらいはと思い全員着物を着せてお願いしたのですが、三女(3歳)が前日に自分で前髪を根本から切ってしまい、苦労の末撮れた写真は・・泣いた際の鼻水まで映ってしまいました。

確かに七五三は、親の都合で行われる行事かもしれません。  郁子

 

 

コメント (2)
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