575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

キャベツ句会 結果発表!

2023年06月21日 | Weblog

2023年6月題詠「キャベツ」

  1. 渥美路や甘藍うねり波くだく (能登) 容子 晴代 須美 麗子 遅足 泉
  2. 甘藍の鈴を鳴らして地震(ない)わたる (遅足)  能登 容子 郁子 佐保子
  3. 刻まれて小さき幸積むキャベツかな (亜子)  童子 晴代 
  4. ふわり添ふ千切りキャベツ上機嫌 (竹葉)  童子 千香子 麗子 亜子 郁子
  5. 千切りに踊るキャベツの狂想曲 (郁子)  童子 泉
  6. 房総の初恋キャベツ歯切れよし (佐保子)  竹葉 能登 千香子 遅足
  7. 高原の空気孕んだキャベツかな (麗子)  晴代 竹葉 容子 佐保子
  8. 深みどりキャベツ外葉のままレジへ (千香子)  須美
  9. 甘藍や虫食い後の蝶の舞い (泉)
  10. 腹いっぱいおかわり自由キャベツ盛る (須美)
  11. キャベツ剥ぐていねいに剥ぐ高騰下 (晴代)  須美 麗子 亜子 郁子
  12. 甘藍の畝いく重にも剱岳 (童子)  竹葉 千香子 亜子 遅足 佐保子 泉
  13. 甘藍のシャキシャキクタクタ変化自在 (容子)  能登

 

自由題

  1. 遠山のいよいよ遠く梅雨に入る (亜子)  童子 竹葉 容子 晴代 千香子 麗子 遅足
  2. 梅雨寒や逝きしことしる一年後 (晴代)  竹葉 須美 佐保子 泉
  3. 梅雨の空数独パズル解けぬまま (千香子)  郁子
  4. 姫シャラを散らし荒梅雨通りすぐ (佐保子)  童子 須美 麗子 泉
  5. 十薬のきらわれてなほ美しき (能登)  千香子 遅足 泉
  6. 梅実る君亡き後の我の道 (竹葉)  容子 千香子
  7. 青梅の揺らし落ちるは数知れず (須美)  晴代
  8. 紫陽花の下うずくまる迷い猫 (郁子)  能登
  9. 小さき田や早苗は少し曲がりおり (麗子)  童子 能登 晴代 亜子 郁子 遅足 佐保子
  10. はかなさやあすは無い白沙羅の花 (泉)  亜子
  11. 夕立や逢はぬと決めて猫と居り (童子)  竹葉 能登 容子 須美 麗子 郁子 佐保子
  12. 昇格の叶わぬ 梅雨をやり過ごし (容子)  亜子

 

 6月句会の結果はこのようになりました。お気に入りの句は見つかりましたか?

題詠は  能登さん、童子さん

自由題は  亜子さん、麗子さん、童子さん

童子さんは題詠・自由ともにトップ賞でした。

 

コメント
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