愚足さん夫妻の案内で相生緑地に蛍見物。深夜0時に集合。
あいにくの晴天続きのせいか、ヒメボタルはなかなか見つからない。
やっと10匹ほどが飛んでいる場所を発見。
しばし、時を忘れました。
こんな句を見つけました。
並みの、という言い方が良いですね。
その他にも蛍の句を。
ゆるやかに着てひとと逢う蛍の夜 桂信子
死なば死蛍(しぼたる)生きてゐしかば火の蛍 中村苑子
夢一つかなへて蛍とびゆけり ギュンター・クリンゲ
和泉式部の有名な歌
もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる
これも良いですね。
遅足
蛍の火綱渡りしてるかのように
葉のうらの淡き光量ほっとりと雫のかたちに
蛍いるなり
河野裕子
さかんに飛びまわって、光信号でアピールするのは、雄。雌は葉陰で息を潜めてただ待つだけというのも、よきかな。
初蛍和泉式部の来てをりぬ
千人に近い人たちが集まり平和への想いを燃やしました。
九条蛍火 瀬戸の夕べに数を増し