風花・・花といいつつ晴天にちらつく雪のことで、風下の山麓地方に多い現象です。
どこからともなく吹き寄せられる雪片のはかなげなイメージ、かざはな という語感の美しさもあって俳人たちに最も好まれる冬の季語のひとつです。
いただいたコメントです。
能登さん: 風花は遠い国からの便りを、運んでくれそうですもんね。
結宇さん: 春は確かにいろいろなものを期待させてくれます。 時間みてポストへいったら・・・というのは、よくありますね。
泉さん: 風花が気に入りました。美しさと侘しさを感じます。
遅足さんと私もいただきました。
空っぽの郵便受け、待ちわびていたのは恋人からの手紙?
受験の合格通知?春の便りかもしれません。
それとももっとちがう何か・・?
繰り返し問いかけても得られなかった「答え」とか・・
風花と空の郵便受けのとりあわせが、読み手の想像を膨らませ、物語をつくる楽しさがあります。
今日はひなまつり。桃の節句です。気温の変化は激しいですが、
これから花の便りが次々に到着しそうで楽しみです。 郁子