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「藪紫」、紫式部と同じ仲間なのになんとも野暮な名前だ。
庭や公園に植えられていてびっしり実をつけているものがムラサキシキブと呼ばれているが、植物学的にはコムラサキ(別名コシキブ)が正しい。
ムラサキシキブは、今頃から多くの実を紫に着色させ名前に負けない美しい姿になる。葉が落ちて実だけ残っているのも風情がある。
さてヤブムラサキの方は、木も実もムラサキシキブより一回り大きい。そして葉や葉柄などに細かい毛がびっしり生える。花や実がない時、葉に触ってみてビロードのような手触りならヤブムラサキだと判断できる。直径3~4mmほどの紫色の実を葉陰にひっそりと付けている様子は決して野暮ではない。
これらの樹の仲間はクマツヅラ科ムラサキシキブ属で、学名をカリカルパ・ジャポニカという。ジャポニカとついているが、日本特産ではなく熱帯から温帯にかけて約140種が知られている。
辻井達一著「続・日本の樹木」によれば、カリカルパはギリシャ語のカロス(美しい)+カルポス(実)の合成であり、英名もビューティ・ベリー、ドイツ名もシェーン・フルフトでどれも実の美しさに注目しての命名とのこと。
しかし日本には千年も前に一人の才媛がいて、私たちはその人を紫式部と呼んでいる。彼女に因みムラサキシキブと命名された木。そして少し小さいものをコムラサキ、山地にひっそりと生えるのをヤブムラサキと名づけた。
森でシキブ達に出会うと、紫式部や紫の上を連想する。
和名には教養と情緒が漂う。
山路来て藪紫に冬日かな 草女
庭や公園に植えられていてびっしり実をつけているものがムラサキシキブと呼ばれているが、植物学的にはコムラサキ(別名コシキブ)が正しい。
ムラサキシキブは、今頃から多くの実を紫に着色させ名前に負けない美しい姿になる。葉が落ちて実だけ残っているのも風情がある。
さてヤブムラサキの方は、木も実もムラサキシキブより一回り大きい。そして葉や葉柄などに細かい毛がびっしり生える。花や実がない時、葉に触ってみてビロードのような手触りならヤブムラサキだと判断できる。直径3~4mmほどの紫色の実を葉陰にひっそりと付けている様子は決して野暮ではない。
これらの樹の仲間はクマツヅラ科ムラサキシキブ属で、学名をカリカルパ・ジャポニカという。ジャポニカとついているが、日本特産ではなく熱帯から温帯にかけて約140種が知られている。
辻井達一著「続・日本の樹木」によれば、カリカルパはギリシャ語のカロス(美しい)+カルポス(実)の合成であり、英名もビューティ・ベリー、ドイツ名もシェーン・フルフトでどれも実の美しさに注目しての命名とのこと。
しかし日本には千年も前に一人の才媛がいて、私たちはその人を紫式部と呼んでいる。彼女に因みムラサキシキブと命名された木。そして少し小さいものをコムラサキ、山地にひっそりと生えるのをヤブムラサキと名づけた。
森でシキブ達に出会うと、紫式部や紫の上を連想する。
和名には教養と情緒が漂う。
山路来て藪紫に冬日かな 草女
どういうことですか?
ところが現在ムラサキシキブとして流通しているもののほとんどがコムラサキの方です。
実も木も小ぶりで(ムラサキシキブは3mくらいある)、実のつき方も段々になっていて扱いやすく人気があるようです。
だから皆さんが一般にムラサキシキブと言っている植物はムラサキシキブ属コムラサキという訳です。
★ウイキペディアには次のように書かれています。
ムラサキシキブ(紫式部、Callicarpa japonica)はクマツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。
葉は対生。花は淡紫色の小花が散房花序をつくり6月頃咲く。秋に果実が熟す。栽培品種には白実のものもある。
コムラサキ(C. dichotoma)も、全体に小型だが果実の数が多くて美しいのでよく栽培される。別名コシキブ。ムラサキシキブとは別種であるが混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブといって栽培していることが大半である。コムラサキは葉の先端半分にだけ鋸歯があるが、ムラサキシキブは葉全体に鋸歯があることで区別できる。
○○ムラサキシキブと言う名は、ムラサキシキブの品種または、変種に付けられている。 ムラサキシキブ以外のムラサキシキブ属の植物には、○○ムラサキと言う名が付けられている。
そのほか日本に自生する似たものにはヤブムラサキC. mollis、トサムラサキC. shikokiana などがあり、同属は東アジア、東南アジア、アメリカ大陸、オーストラリアなどに数十種がある。
山路来て藪紫の冬日かな
微妙に感じがちがいませんか?