575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋風や水におちたる空のいろ   久保田万太郎

2009年09月01日 | Weblog
この句は大正12年の作。
関東大震災のあとに詠まれた句だそうです。

そういうことを知って読むと、
水におちたる空、という表現が生々しく感じられます。

  竹馬やいろはにほへとちりぢりに

この句も同じ年の作とか。   遅足


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