575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

湯たんぽ

2021年01月13日 | Weblog

このところの冷え込みに我が家では湯たんぽが大活躍
寒がりの夫の催促で、押し入れの隅から引っぱり出された
ポリプロピレン製の湯たんぽ二個、毎夜熱いお湯を注入され
夫と娘の布団に出向です。朝、ほの温かいお湯は洗顔にも使われるので
なかなか地球にやさしいシロモノです。

湯たんぽは三冬の季語で
「湯婆」 と記します。
もともと中国の唐の時代からあり、日本には室町時代頃
入ってきたということ。
唐音読みで 湯(たん)婆(ぽ) 「た・ん・ぽ」 というのだそうですね。
ジブリのキャラクターを思いだします。
あちらは婆ふたつ「湯婆婆」ゆばーばでしたか。
湯たんぽは、湯がふたつで「湯湯婆」となるわけです。

我が家の湯たんぽ、
夫以外に大喜びしているのが二匹の黒猫です。
娘と一緒に寝ている姉妹の猫が
湯たんぽに寄り添い、最近はお昼近くまで寝ていたりします。
 娘曰く、「ええ身分やなあ・・」
 湯たんぽを枕に猫の眠りおる 郁子

猫のためにも、今夜またお湯を沸かすとしましょう。
 こんな句を見つけました。

湯たんぽ沸かす痩せし野良牛一頭立ち   金子兜太

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