日本男道記

ある日本男子の生き様

釈迦に説法

2005年03月30日 | 読書日記
釈迦に説法

新潮社

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引き続き、玄侑 宗久著のエッセイを出張の新幹線の中で読んだ。
『たとえば十代前まで先祖を遡れば私にもあなたにも合計二千人以上の直系の親たちがいるわけだが、その人々のもっていた可能性を、我々はすべて受け継いでいることになる。そして、その中には必ずや大学者も大泥棒も宗教者も殺人者もいることだろう。
大事なのは、我々は多くの先祖を共有しているということだ。つまり我々は、大きな流れの中でほぼ同じ遺伝子をもち、ただ生活習慣の違いから、目覚めている遺伝子が少し違っているだけなのだ。遺伝子の専門家である井上和雄先生によれば、DNAの97%はどうやらたいして機能していないらしいが、ということは3%のなかの違いを人は「個性」と呼んでいるにすぎない。』
『「自」然の「分」身が「自分」だということは、あちこちで書いたような気がする。だとすれば、自然を理解することがとりもなおさず自分を解ることに繋がるわけだが、これがどうにも難しい』(本文より)

Daily Vocabulary(2005/03/30)

2005年03月30日 | Daily Vocabulary
91.set for life(一生安泰である )
Even if they were set for life,just to stay active,be usuful and have fun.
92.mentor(相談相手)
Her mentor gave her some useful advice.
93.workforce(従業員総数、労働力)
By the end of this year, we are planning to reduce the workforce by 20%.
94.retain(維持する)
This manual should be retained for future reference.
95.wish list(欲しい物のリスト)
Pre-retires are making a wish list of all the things they always wanted to do but never had time for.
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ものすごく見つかります。

東京出張のついでに東京にいる同期の友人と会った。新橋で待ち合わせ昼飯をゴチになった。アジフライ定食。二人とも昨年自主退職し(本当??)第二の職場。そいつが言う今の我々よりちょっと上の還暦近い親父が集まった時の三大ネタを知っているかと。「病気」「年金」「孫」大当たり!!思わず肯いてしまった。友と別れ新幹線に乗った。暇なのでレールサウンド(新幹線車内のラジオ放送)を聞く、山陽新幹線博多開業30周年番組を聞く。開業は1975年だ。待てよ私が入社したのはその一年前の1974年(昭和49年)だ。そうだったのか30年で退職したのだ。聞いていると1975年の歌が流れてきた「なごり雪」「俺たちの旅」懐かしい。中村雅俊そういえば同い年だ。だが飲み屋でそう言うと何時も笑われるが本当だ。信じてもらえなかった。正直淋しかった。その歌を聴きながら思った入社してからの我が30年間、過ぎれば新幹線よりも早い、だけど日々の中では鈍行よりも遅い時もあったなと。